相手のスキを見逃さず。札幌が3得点で鮮やかな逆転勝利
FC東京
監督
まず初めに、敗戦の結果を残念に思っています。サポーターに申し訳ないと思っています。ゲームに関しましても、チャンスを決め切れていれば良かった部分もありました。自分たちのほうが多くチャンスを作る場面もあり、もう少しでゴールを決められそうな場面を作れていて、相手を突き放せそうな場面も数回作れていましたが、そこをモノにできませんでした。やはり、ゴールがゲームを変えるということが顕著に出たと思いますし、札幌さんはそこをわれわれよりもしっかりと決め切ったと思っています。 --後半は相手の出方に対応し切れなかった?札幌さんに対して準備してきたものを出せていたと思いますし、前半に関しては強く堅いパフォーマンスを出せていて、あと1点、2点取れてもおかしくないような場面もできていたと思います。後半は、自分たちの力が落ちていた時間帯があり、短い時間で2失点してしまいました。ディエゴ(オリヴェイラ)が外に出ていた10人の状況でやられてしまったと思いますし、その2点でゲーム自体が変わってしまいました。自分たちが2点目を取るところまで届かなかったと思っています。後半も、苦しい時間帯はあった中でチャンスも作れていました。ゴールに値するチャンスは作れていたと思います。
北海道コンサドーレ札幌
監督
今日のゲームは、両チームが非常に攻撃的で、テンポの速い魅力的なサッカーができたと思います。観ていた人が楽しめるゲームだったと思います。前半は非常にオープンで展開の速いゲームで、両チームにチャンスがあった中で決め切ったのがFC東京。それで0-1で折り返すことになりました。後半は、われわれがより圧力を掛けて狙いとする形で得点ができました。より走る、戦う部分を含めて相手を上回れたと思っています。試合をトータルで振り返っても、われわれ札幌が勝利に値するプレーができていたと思います。 --シーズン序盤はケガで苦しんでいた大森 真吾選手がプロ初ゴールを決めたが?今日は出場時間が短かったですけど、彼のトレーニングは毎日見ている。シーズン前半は、長いケガの影響で本来の自分を取り戻せないでいましたけど、彼が日々、努力している中で良いプレーを見せていたからこそ、今日は起用したし、その起用に応えてくれたと思っています。ゴール自体は非常に素晴らしいゴールだったと思います。今後も努力を続けてほしいと思います。大迫(勇也)選手が(J1第32節・)浦和戦で決めたゴールに近かったですね。 --最終節・浦和戦に向けた意気込みを聞かせてください。最終節の浦和戦は、チームにとっても今季を締めくくる試合。直近は2勝1分と良い形で進められているけど、最後は良い形で締めて終わりたいと思っている。観に来てくれた、応援してくれた方々に1年の感謝の気持ちを込めた試合をしないといけない。小野 伸二選手にとっては現役最後の試合となりますけど、小野選手は札幌だけでなく、日本を代表する選手。日本のサッカー界の中でも、最も優れた選手の1人に数えられる選手。その小野選手の現役ラストゲームなので、彼を良い形で送り出したい気持ちは非常に強く持っています。 伸二は素晴らしい選手なだけでなく、素晴らしい人間性を持っている人。私自身、彼と過ごせたこと、仕事をできたことを、非常に光栄に、そして誇りに思っている。彼が札幌にもたらしてくれたものは、数字では表せない非常に大きなものだと思っている。今季で札幌は、7シーズン連続でJ1を戦いましたけど、彼が札幌にもたらした影響もそうだし、安定感は彼なしではなかったと思っています。その伸二が、キャリアの最初を迎えたチームである浦和戦で最後を迎えるのは、何かの巡り合わせだと思っている。彼を送り出すために、北海道のたくさんの方々が感謝の気持ちを持ってスタジアムに来ると思う。われわれもいろいろな準備をしている中で、スペクタクルで素晴らしい最終節の試合を戦いたい。その中で、伸二を良い形で送り出してあげたいと思っています。
--ゴールシーンを振り返って。(中村)桐耶から本当に良いボールが来たと思いました。練習からずっと桐耶とはあの形を話しているので、なんであんなところに俺がおったのかは分からないですけど、流れの中で良い感じでゴールを取れたと思います。スペースが良い形で生まれていたので、走ってスペースに抜けて流し込む感じでしたね。GKの動きはほとんど見ていないです。感覚で打ちました。 --右ウイングバックをやるようになった中、ゴール前に入っていく仕事は変わらず、役割が広くなった?やることはウイングバックでもシャドーでもあまり変わらないですね。ゴールを取ってナンボだと思っているので、常にこだわってやりたいと思っています。
FC東京
FW 9
ディエゴ オリヴェイラ
前半はオープンなゲームで、われわれにも相手にもチャンスがあった中、私たちにも決定機があったけど、後半はほぼ相手にやられた。それで逆転された。後半は、まさにスコアが物語る展開だったと思っています。 --得点シーンを振り返って。自分のゴールを含めて、前半は良い流れだった。守備もハマっていて、奪ったところから攻めることができていたけど、後半は全然違うような展開になってしまった。 --ゴール数としてはキャリアハイの15ゴールに到達したが?個人的にはキャリアハイの15ゴールは良いこと。昨季は個人としても本当に苦しんだので、ふがいない残念な結果でした。それが、今季は自分の結果は悪くないが、チームの結果は全然なので、喜べるような内容ではないと思っています。残り1試合は、できることなら自分がゴールを決めて勝ちたいと思っています。
MF 37
小泉 慶
攻撃も守備も前への意識が強くて、背後へのボールで相手をひっくり返して、守備でもほぼマンツーマンで来る相手を頑張ってつぶした。ピンチもあったけど、後半も別に引こうとは思っていなかった。けど、前半のようにうまく守備をハメることができなかったし、攻撃でも相手をひっくり返すことができなかったので、ちょっと相手にボールを持たせてしまったというか、そういう部分はあったので、もったいない2失点だったと思う。ただ、前後半トータルで数多くチャンスを作れていたので、そこで仕留めていればまた違った展開になったと思う。もちろんチャンスの回数は(前節・)新潟戦よりも増えていたけど、先制点を取った試合だったので、もったいなかったと思います。 --開幕前の意気込みから一転、現実を突きつけられたシーズンだったと思うが?キャンプのときは思ったよりも強度の高いチームで、練習試合でも勝っていた。開幕戦(・浦和戦)も2-0で良い形で勝てて、勢いに乗れるかなと思ったけど、そこまで甘くなかった。ただ、(それが)現実で実力だと思っている。この順位にいるような選手たちの集まりではないかもしれないですけど、これが現実。個人も含めてもう1回、あと1試合あるので、最後のアウェイ(・湘南戦)で勝てればいいなと思います。