14,575人が見つめた中、岡山のJ1物語は白星で幕開け
京都サンガF.C.
ファジアーノ岡山
監督
本当にたくさんの、15,000人弱の方に来ていただいて、クラブとして初めてのJ1での挑戦を多くの人に見ていただいた中で勝利することができて、良かったなと思います。 プレーの中身に関しては、本当に全体を通しては自分たちらしく、しっかりプレッシャーを掛けにいくところと粘り強く守るところをやりながら、下がるのではなく前に出て攻撃していくところをしっかりやれたんじゃないかなと思います。 勝敗に関して言うと、1点目を少し相手の圧に押されて、CKをたくさん受けている時間をはね返したときに取れたことが大きかったんじゃないか。一番そのあとに大きかったのは、やっぱり2点目。あそこで守りに入るんじゃなく、自分たちから出ていってもう1つ取れたことが勝利に直結したんじゃないかなと思います。 もちろん1試合勝っただけで喜んでいるようじゃいけないと思いますし、厳しいこのリーグの中でわれわれが生き残っていくためには、もっと成長しなければいけないことは承知の上で、今日に関しては選手たちは本当によくやったと思うので、今日やれたことを自信にしながら、また次に向けて成長をしていけるようにやっていきたいなと思います。
京都サンガF.C.
監督
岡山さんにとっては念願のJ1の初戦で、非常にアウェイの雰囲気を感じる舞台で試合をすることで、選手の戦う気持ちやボールへの執着心など、一つひとつのボールへのプレーでは岡山さんに上回られたと思います。最初の20分くらいはわれわれのリズムでやれていた中で得点を取れなくて、選手が足を止める場面や連続してプレーできない場面が多くなりました。自分たちがやってきたことじゃないことでプレーしようとする時間帯があり、結果として失点を重ねたことが最後まで響きました。 これだけ多くのサポーターが京都から駆けつけてくださった中で、監督として言うことではないのかもしれませんが、今日の試合でもしも力を出せないとしたらこういう展開だろうな……ということはある程度予想していました。しかし、それをはね返せませんでした。準備を怠っていたわけではありません。そう言われても仕方がないかもしれませんが、準備を否定するのではなく、今日の試合へ臨むゲームコントロールなどがどうだったのかを、選手と話していく必要があります。昨年後期の成績で勝点3をもらえるほど甘いリーグではありません。最悪のスタートですが、ここから出直して、次にどう向かっていくかが非常に大事になります。全員でまとまって、この状況をはね返していきたいです。 --注意していたセットプレーから先制点を奪われました。セカンドボールを失って、CKを与えてしまいました。そのミスをゼロにすることは難しいですが、そのあとにマークをブロックされたりと(反省点は)いくつかあります。自分たちがあれだけもらったCKを相手がしっかり止めて、ウチは一発目でやられてしまうことは、ある意味でJ1慣れしている、危機感のなさがあるのかもしれません。もう一度、選手たちと共有していきたいです。ああいうところでやられていては、上位には絶対に行けません。練習で取り組んでいただけに、悔しい失点でした。
0-2の状況で投入されたので、これ以上失点をしないことと、勝つために攻撃のところでアクセントを出すことを意識して試合へ入りました。 --攻撃時の連係について。そこは合わせるべきだし、自分がもっと早く要求していれば(パスを)出せていた場面もありました。これからしっかり詰めていきたいです。チームとしては後半から、まず中盤に(福岡)慎平が入ってバランスが良くなったし、ヨネ君(米本 拓司)といった気の利く選手が入ったことも大きかったです。とにかく自分たち途中出場の選手がやらなきゃいけない状況だったので、出力を出せたのは良かったですが、そういう状況を作らないことは大切です。とはいえ、こういう試合はシーズンの中で必ずあります。チームとして悪くなるんじゃなくて、勝ちにつながるプレーをどんどんやっていくべきです。 --後半攻撃が良くなったが、守備を固める相手を崩すには至らなかった。相手が余裕を持って戦うことは、あのスコアでどうしても生まれてしまいます。この敗戦を意味のあるものにしなきゃいけない。悪かった部分だけじゃなかったし、今日の立ち上がりのところなんかは良かったです。負けてしまうとネガティブなところに目が行きがちですが、良かったところもたくさんあったと思います。ブラさずに、自分たちのやっていることを信じてやり続けることは大事です。サポーターの皆さんには申し訳なかったし、この結果は僕たちの責任です。敗戦を生かして、次からやっていきたいです。
あの時間帯で出場したら、ゴールやアシストといったものが求められました。まだまだですね。僕がどんなプレースタイルなのかをもっと知ってもらう必要があるし、僕もチームメートの良さを知らないと、最後のところが合ってこないです。難しいところを良くしていける部分が分かったことなど、ポジティブな面もありました。練習から取り組んでいくことが必要です。 --前半を外から見ていて。セットプレーで相手に流れを持っていかれてしまいました。そういうことがあるのがサッカーだし、先制点を奪われたあとにどんなサッカーをするのかは考える必要があったのかもしれません。セットプレーを気にしていただけに、痛い失点でした。 --後半は攻撃の組み立てなどが、前半よりも良くなった。良い攻撃ができていたときは、途中から入った選手がパスを受けることができていました。ああいうことができていけば、幅の広いサッカーができると思います。
ファジアーノ岡山
DF 18
田上 大地
--開幕戦で勝利しました。いまの気持ちは?岡山のJ1の初戦は今日という日しかないので、その歴史的な日を勝利で飾れて本当に良かったなと思います。 --J1で記念すべき初ゴールを決めました。本当に良いボールが来て、ちょっと入るタイミングが遅れたかなと思ったんですけど、逆に自分の入っていくスペースができて、いけるなって思って入りました。ちょっと(木村)太哉と被って半分は太哉のゴールかなと思うのですけど、記録的には僕なのかなと。しっかりと良いところに顔を出せて良かったです。 --序盤に押し込まれた中での大きなゴールでもありました。前半は押し込まれてCKも多く、ピンチの場面が多かったんですけど、チームとして失点せずに乗り切って、セットプレーのワンチャンスで点を取れて、みんなも非常に気持ち的にラクになったと思います。J1初挑戦の初戦ということで硬くなるかなと思っていましたけど、あのゴールでみんなを落ち着かせられたかなと思います。
FW 8
江坂 任
--試合が終わったあとの率直な気持ちは?ホッとしています。自分たちもそうですけど、サポーターの方も、楽しみな部分と不安な部分があったと思うので、少しはホッとさせる勝利ができて良かったなと思います。 --ご自身のプレーを振り返って。開幕戦なので少し堅いゲームでしたし、まだまだ改善しないといけない部分はありますけど、今日はチームが勝つことが大事だと思うので、勝てたことが良かったと思います。 --今日の良かったところは?自分たちのストロングである背後を突くことが良かったと思います。そこからゴールも生まれたので、そこはチームとしてよくできたと思いますし、守備のところでもみんなでハードワークできていたと思う。その辺が(失点)ゼロに抑えられた要因だと思います。