前節に続いての完封勝利。川崎F、上位に迫る
川崎フロンターレ
監督
2-0というスコアで言うと非常に良かったです。無失点にできたし、相手のシュートは少なく、ペナルティーエリア内への進入も少なかったと思うので、そういう意味では非常に良い出来だったと思います。全体を通して良かったですね。前半はそんなに褒められたものではないですけど、それでも自分たちがやろうとしていることは選手がトライしてくれたので、後半は少し守備のところで良くなったし、攻撃も良くなった。そういうふうに思います。 --守備の充実について。コーチ陣が提起して、私にアドバイス、助言してくれて、選手たちが私が提起したことを積極的に取り組んでくれています。これは始動の日からそこに対してずっと取り組んでくれていることが少しずつ形になっているし、取りたい場面でボールを取れているシーンが今日はありました。前節(・FC東京戦)はあまりなかったので、少しずつですけど上達していると思います。 --7連戦を2連勝でスタートしました。良い影響があると思います。ただ、1カ月前(のJ1第4節)にここで京都さんに0-1で負けて、ホームで負けてしまったということのほうが私の中に残っていたので、それを「今日、払しょくしよう」、「サポーターの皆さんと一緒に喜ぶんだ」と。「それができるように全力を尽くしてくれ」と選手を送り出したので、今日はそれができて良かったです。 --キャプテンを務め、先制点を決めた脇坂 泰斗選手への信頼と評価をお願いします。信頼度100%です。プレーも素晴らしいし、キャプテンとしてもチームを引っ張っている。連戦ということもありますけど、ずっと出ずっぱりでも手を抜かない。攻守にわたって、常にチームが勝つためにプレーしてくれているので、これからもずっとずっとそういう活躍をしてもらいたいなと思います。
湘南ベルマーレ
監督
平日のナイターにもかかわらず、たくさんの人が来てくださった中で結果を出せずに残念です。内容としてもゴールに向かうところであったり、後半の立ち上がり、終わり方はすごく良くなかったですし、後半に入ってからもなんとなく意図的に攻めるというよりかは逃げる感じもしてしまったので、そこはしっかり選べるようにしていきたいです。瞬間瞬間の判断のところでもっともっと前向きなところが選べると良いと思いますし、守備のところで言ってももっと圧を掛けないといけないと思います。 選手は一生懸命頑張ってくれていて、あとは自分の問題だと思うので、練習と考え方をしっかりもう1回整理してやらないといけないです。非常に厳しい内容と、(得点が)ゼロ点で終わっているところ、連敗しているところを含めて、良くないゲームだったのかなと思います。 --攻撃で点を取れていないことについて。守備は狙いを持つ中での守備をできたシーンもありましたけれど、先ほど言ったように攻撃で言うとタイミングを逃してしまうということが今日はたくさんありましたし、チャレンジという意味でも良くなかったのかなと思います。前に進む、ゴールに向かうということに対して、できる瞬間に横でやったり、後ろでやったりという安パイを選んでしまったのはいまの課題だと思います。 良かったときは前へ、縦への推進力があったので、ハーフタイムでもそういう話をしていったんですけれども、先に(得点を)取られて守備になってしまったところが痛かったです。もう1回、そういうところでどういう引き出しを作りながら引き出していくのか、どこへ向かうのかというところは自分のところなので、整理しなければいけないなと思います。 --ボールホルダーと受け手のどちらに課題がありますか。今日は両サイドに時間を作る考え方で選手を選びましたし、そこの選手が通る、通らないは別にして前を選ぶという形を数多く出したいと思って臨んだんですけれど、そういう場面がすごく少なかったと思います。斜めの動きに対してもそうですし、相手陣地でサッカーをして、通らなかったとしてもそこから守備で入るというのはやりたかったんですけれど、そこを選べなかったという問題だと思います。技術とかもそうですけれど、タイミングと選ぶ勇気というか、判断の早さというか、そういうところは課題としてあると思います。
湘南ベルマーレ
前半はうまく守備から入って0-0で終われたので、まあプランどおりでもあるというか、守備から入る上で失点すると苦しくなるので。それで後半立ち上がり、もう1回アグレッシブに行こうとしたところで、早い時間に失点してしまったので、ちょっとそこは痛かったです。 後半の立ち上がりに失点してしまったので、そこからはもう川崎の思うツボというか。多分川崎からしても前半はスコアレスで終われればいいかなというプランだったと思うのですけど、川崎の土俵に僕らはうまくやられたなという感じはあります。でも、もっともっとビルドアップのところで自信を持ってプレーをするべきだと思いますし、もっと一人ひとりが自信を持つ。もちろんやれている選手もいると思いますけど、そういうところだと思います。
自分たちらしくもっと前からプレーしたいところから、なかなかそういう時間を多く作れなかった。厳しい試合展開の中でも粘り強く守って、なんとか自分たちのチャンスで結果が出るようにというところでプレーしていましたけど、後半の入りでああいう失点になってしまいました。自分も(川崎Fの)ホームで先制されてああいう空気になってしまうのも分かっていたので、なんとかゼロの時間を延ばしたかったんですけど……。そこに至らなかったのも、自分自身も含めて課題を持って次の試合に(つなげられるように)。連戦なので、反省の多い試合の中で次につなげていくという部分しかないのかなというところではあります。 --マルシーニョ選手の決定機を防いでいましたが。自分の中でもああいうシーンが多いという印象が川崎にあったので、練習の中でも個別で想定したトレーニングをして準備はしていたんですけど、実際にああいうシーン、似たようなシーンというのが起こって、練習の成果が出たのかなと。もちろんああいうピンチを作らせないというのが一番かもしれないですけど、想定していた部分を防げたというのは良い準備ができていたのかなと思います。
川崎フロンターレ
MF 14
脇坂 泰斗
--ご自身のゴールシーンを振り返って。ファーストタッチのところはシュートです。(河原)創が打つのかなと思ってこぼれ球に準備していたぶん、反応が遅くなってうまくミートできなくて、それでも幸い自分のところに転がってきたので体で決めました。 --ゴールパフォーマンスはホーム初披露でした。あの瞬間は、声援と視線が僕に向き、一番気持ちいい瞬間なので、たくさんできるようにしたいですね。 --いまのチームは、良い守備が攻撃にもつながっています。失い方が悪いと良い攻撃もできないので、低い位置で失わないところは徹底してできている。守備のところも追い方や、GKとCBのところでやらせないことはできているので、良い方向に進んでいると思います。 --長谷部 茂利監督が会見で「信頼度100%」と評価していました。選手としてこの上ない喜びだと思います。ただ、もっともっと高いところを目指してやっていきたいと思いますし、精度と強度をもっと上げてやっていきたいと思います。 --今季初の連勝となりました。連戦で、結果がどうであれ試合が来る中で勝ちながら進めるのが一番良いのでそれを目指していますけど、チーム全員で一つひとつの試合に向かっていくことが大事だと思います。ただ、すぐに上位の町田さんとの試合があるので、キャプテンとしてまた明日からそういう姿勢を見せられればと思います。
MF 8
橘田 健人
チーム全体で守備のところをしっかりとやりながら複数得点できたので、非常に良かったと思います。(個人としては)1カ月ぶりくらいの(先発)出場だったので、なんとかチームの勝利に貢献したいと思っていました。ミドルシュートは決めたかったですね。 --前節・FC東京戦と比べて前半から、前線からボールを奪いにいっていたと思います。チームとしてもサイドハーフをどんどん前に出して、前からハメにいく形にトライしていたので、それで良い形で奪えたシーンも多かったと思います。 --前線があれだけ行ってくれれば、ボランチも思い切りついていけると?高い強度でプレスを掛けてくれていたので、後ろとしては守りやすかったですね。 --前半から点を取りたい思いはあると思いますが、今日は前半の良い流れが後半開始早々のゴールにつながったと感じます。欲を言えば、前半からゴールを取りたいですけど、少なからず(相手に)ダメージはあったと思いますし、90分を通して複数得点を取れたので、そこは良いことかなと思います。 --前半を失点ゼロで折り返せれば、後半に得点を取れる自信がいまのチームからは感じます。そうですね。試合前も「まずは失点しなければ、得点を取れる力はある」とシゲさん(長谷部 茂利監督)からも話があったので、守備では失点しないようにしながら、得点はずっと狙ってうまく取れて良かったと思います。