2025/4/12 (土) 16:03 KO
第10節
川﨑 颯太
40'
川﨑 颯太
63'
入場者数: 11,419人
天候: 曇|気温: 21.9℃|湿度: 37%
指揮官称賛の内容。京都、湘南を寄せつけず完封勝利
京都サンガF.C.
監督
監督として自画自賛するのは恥ずかしさもありますが、今日は強かったです。前半は回されて失点しそうなところもありましたが、徐々に自分たちの圧力が相手のエネルギーを奪っていきました。後半にもう1、2点を取れたような場面もありました。湘南にはホームで3年連続で負けていました。そのことと、ホームでの勝点がアウェイでの勝点よりも少ないことを選手には話しました。この声援をバックに、勝ち負けもありますが、まずはエネルギーを出さなきゃいけないということを伝えました。そういうミッションも含めて、今日はタフで戦術的にもレベルの高い試合だったと思います。 湘南のストロングは前線の力とワイドのスピードです。そこへ良いボールを供給させなかったこと、その後の出口を全員で共有することで得点が生まれたと思います。また、先発の11人だけではなく、交代で出た5人も非常に良い働きをしてくれました。会見でこんなに自分のチームを良く言うのはこのチームの監督に就任してから初めてだと思いますが、本当にそういう言葉がふさわしいくらい強い京都を見せることができて、自分としては感銘を受けています。 --川﨑 颯太選手が2得点の活躍だったが。Jリーグで1試合2得点したのは初めてだと思います。去年、パリ五輪が終わったあとに目標設定も含めて少しあやふやになったところで、ずっとキャプテンマークを任せることは重かったのかもしれませんが、彼はそれを乗り越えられる、乗り越えなきゃいけない、そういう選手だと思います。もっとリーダーシップをとって、日本を引っ張っていくような選手に育ってもらいたいとずっと思っているので、そういう意味で今日1つ結果が出たことは、チームにとっても颯太にとっても良かったです。 --前半の終盤はピンチが多かったが、その時間帯について。前半の残り時間が少ないところで先制点を取れたので、そのまま攻撃に行くのか、守備で少し抑えるのか。どう指示するかは難しかったところもありますが、湘南は前に人数をかけて、ワイドに人を増やして、クロスの構えからバイタルエリアを使うような攻撃を仕掛けてきました。そこで少し乱れたところがありましたが、ああなったら最後は体を張ってGKを含めてゴール前を死守するのはわれわれの文化の1つです。被シュート数はJ1の中でも多いですが、枠内に打たれたシュート数は少ないので、そういうところも最後の武器というか、なんとか(失点)ゼロで抑えられました。
湘南ベルマーレ
監督
立ち上がりはすごく良かったと思いますが、失点してから、特に後半の立ち上がりは良くなく、後半はちょっと自分たちから崩れてしまったところがあるゲームになってしまいました。 遠くまで駆けつけてくれた人たちに申し訳ない結果で、情けなく思います。ただ、それとしっかりと向き合って次へ向かいたいですし、原因は自分たちにたくさんあることも分かっています。より良いものにつなげていきたいです。 --前半の内容を思うと、後半は難しい展開となったが。おっしゃるように前半は悪くないゲームだったと思いますが、点の取られ方で最初はゴールキックからの長いボールからで、後ろに重たいとき、間延びしたときは良くないと思います。それも自分たちで招いていることです。そこは自分も含めて、向き合っていかないといけません。先に失点して、後半も攻めにいかないといけない焦りもあったと思います。2失点目はセットプレーからのセカンドボールでしたが、今日は全体的に(相手がボールを)出して動かれるのに対して、(湘南の守備が)一発で終わってしまう場面がたくさんありました。それが失点にもつながっています。気をつけていることができないと、厳しくなります。組織としても自分たちのオーガナイズをしっかりと、組織としてのプレーがズレ始めてしまうと難しくなる場面が多いです。それを選手と共有していきたいですし、当事者はしっかりと感じて反省をして、次に生かしてもらいたいです。そういうふうに感じるゲームでした。
自分たちがやりたいことを多く出せた試合でした。 --後半は試合の主導権を握っていたが。自分たちの距離感も良かったし、相手も少し動きが落ちてきたところもありました。ボールを動かしながら前進できたし、押し込みながら崩しにいくところもチームとしてやりながら攻撃できました。ボールを奪われても、みんなの切り替えは相当早くて、そこで回収して2次攻撃、3次攻撃へつなげられていました。自分たちが目指すことを後半の45分はやれたと感じています。 --前半の終盤はピンチが続いたが。欲を言えば、あそこで押し返して攻撃に行きたかったですが、90分の中ではああいう時間帯も多かれ少なかれあります。相手に攻め込まれた場面でもボールホルダーへ行くところと、相手の2列目の選手が抜け出していったところへついていくところを、苦しい時間帯でしたが我慢して戦えていたと思います。あそこでチームとして失点せずに前半を終えられたのは、ポジティブに捉えています。
湘南ベルマーレ
前半は悪くなかったです。矢印が前へ向いていましたし、セカンドボールも回収して、シュートまでの道筋が相手の背後を取ったりとうまくいっていました。先に1点を取りたかったのが正直なところです。後半は受けに回ってしまったと感じています。出ていかないといけないところでパワーを出せなかったり、(9日のルヴァンカップ1stラウンド2回戦・長崎戦に途中から出て)連戦の選手もいましたが、取り返すんだという力がまだまだ足りないと思います。 --後半は守備で後手を踏んだ印象だが。ピッチの中で修正するのが難しかったのと、あとは相手のカウンターがほぼほぼ成立してしまっていました。そういうところから(良い守備に)行けず、押し込まれていく展開でした。 --厳しい結果になったが、次に生かすべきことは?今日の前半みたいな展開で仕留めないといけないし、失点したあとのリバウンドメンタリティーというかハングリー精神は、チーム全体でもう少しやっていかないといけないと思いました。
ちょっともったいなかったです。監督も話していましたが、これがいまの僕たちの実力だと思います。少し期間が空くので、みんなで良い競争をして、成長していきたいです。 --前半はシュート数で相手を上回り、チャンスを作る過程も良かったように感じたが。失点する前もチャンスはありましたし、失点後も相手を押し込んでプレーできていました。最後のところの質はチームどうこうじゃなくて、個人の質というところもあります。そこは一人ひとりが質を上げていかないといけません。 --合流してまだ日が浅いが、チャンスを作るところは今日も良い部分があった。相手を見ながらプレーすることをチームもやっているので、そこは僕も大事にしています。やりやすさを感じていますし、ビルドアップのところは問題なくやれています。後半は相手もハーフタイムで対策してきたと思うので、それを上回るパワーややり方を出ている選手が判断して、相手を見てプレーしなきゃいけないのかなと思います。
京都サンガF.C.
MF 7
川﨑 颯太
(1点目は)相手は球際に激しく来て、セカンドボールの奪い合いだと思っていました。そこで少し自分たちが優位になったときにヒデくん(須貝 英大)から良いボールが絶対に来ると思っていたので、信じて走り込みました。ラファエル(エリアス)や(原)大智くんには必ずマークがつくと思ったので、2列目の僕が行けばチャンスになると思いました。ゴールキックやGKのパントキックのセカンドボールを拾ってチャンスにつなげることは意識していました。逆にそこで主導権を握られたら、厳しい戦いになることは分かっていたので、集中できていて良かったです。 ラファエルが持ってキープしてくれたときに、ラファエルを信頼してヒデくんは走ったと思うし、ヒデくんのボールを信頼して僕も走りました。そうやってみんながつながって信頼できているからこそ、全員が飛び込んでいけたし、少ないチャンスをモノにできた大事なゴールだったと思います。 (2点目は)セカンドボールの嗅覚とかは、さっきも言ったとおり絶対にこの試合は温度を上げなきゃいけないと思っていました。大智くんが決めそうかなと思ったんですが、こぼれてくるかなと思って、頭と足を止めずに行けたのが良かったなと思います。 --1試合2得点は初めて?プロになってからは初めてだと思います。3点目を狙っていたので2点で満足はしたくないですけれど、1-0のまま試合が進めばキツいと思っていたので、2-0にしたのは自分がゴールを決めたということもありますが、価値があったと思います。 --暫定2位に浮上した。今季ここまでを振り返って。最初は(J1第1節・)岡山戦でなかなか自分たちらしい戦い方ができずに勝点を積めませんでしたが、いまは自分たちらしい戦い方で勝点を積み上げています。長いシーズン、良いときも悪いときも絶対にあると思うので、そういうときもブレずにいきたいです。良いときだからこそ自分たちでさらに改善するとか、さらに高められるところを高めて、高いレベルまで行きたいです。
DF 22
須貝 英大
(1点目のアシストは)クロスは普段から練習しているので、良い形で出たなと思います。(ゴール前に)誰かが入ってくることは練習から取り組んでいますし、良いクロスを上げれば選手がやってくれる、決めてくれると信じていました。落ち着いて良いボールを上げられたと思います。 --両サイドでプレーするなど貢献度が高かったが。勝ちにつながるプレーというのはできたので良かったんですが、細かいミスもあります。そこの強度を出す中で、プレーの質はもっと上げていかなきゃいけません。満足せずに、これを1年間通してやり続けることが大事です。もっともっと精度を上げていきたいです。 --暫定2位に浮上したが。もちろん順位は気にはしますが、そこまでではないというか。自分たちは毎日を全力でやって、目の前の一試合一試合に勝つために戦うことを、普段からモチベーション高く、チームが1つになってやれています。それが良い形で、いまは出せています。この集中を切らさずに、しっかりとやっていきたいです。