前節・新潟戦、0-0の引き分けで終えた横浜FC。リーグ戦でのアウェイゲームは苦戦が続き、ここまで4試合で未勝利。内容としても相手に押されるゲームが続いているが、2試合は引き分けに持ち込んでいる。最低でも勝点1をアウェイから持ち帰ることは、J1残留を目指す上で重要なこと。感じている手ごたえとジレンマの両方を糧に、今節はホーム2連勝を目指してニッパツ三ツ沢球技場でG大阪を迎え撃つ。
横浜FCは13日に新潟での試合を終え、中2日でミクニワールドスタジアム北九州でのJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦・北九州戦に臨んだ。北九州戦はリーグ戦から先発メンバーをほぼ総入れ替え。最終ラインには、3月14日にJFA・Jリーグ特別指定選手に登録されていた
細井 響が先発に大抜擢されるなど、若手中心の顔ぶれとなった中、2-1で勝利。北九州のアグレッシブな攻撃を受ける時間こそ長かったものの最少失点でしのぎ、簡単にはゴールを許さないという意識がチーム全員に刷り込まれていることを体現した。
そして新潟戦に出場していたレギュラーメンバーは今節に向けてしっかりとパワーを蓄え、過去一度しか勝利したことがない相手に挑む。ポイントとなるのは、ミスマッチが起こる4バックの相手に対して、誰が、いつ、どうプレスを掛けていくかの整備。同じく4バックのチームとの対戦となった新潟戦では、前半途中からそこでの迷いと意図のズレが生まれ、「中途半端な感じがあり、うまくハメられなかった」(四方田 修平監督)。その反省を生かし、うまく試合をコントロールしたい。
対するG大阪は、前節・名古屋戦で3試合ぶりに[4-2-3-1]の布陣を採用し、2-0で勝利。今節も同じ[3-4-2-1]のチームが相手であり、良いイメージを持って臨んでくるだろう。
一方で懸念されるのは、リーグ戦での連続先発起用に加え、16日のルヴァンカップ2回戦・水戸戦も120分フル出場した
半田 陸、
中谷 進之介、
ネタ ラヴィの疲労だ。G大阪がボールを握る展開が予想されるが、横浜FCの一瞬のスキを突くカウンターには警戒を強めなければならない。
横浜FCとしては、2022、23シーズンをともに戦い、名古屋戦ではゴールを決めているスピードスター・
山下 諒也の突破を抑えられるかが注目ポイントになる。また、2023シーズンに期限付き移籍でG大阪に約半年間在籍していた“ハマの守護神”こと
市川 暉記は「アウェイゴール裏を静かにさせる試合にしたい」と、無失点での勝利に意気込む。
過去のリーグ戦での対戦は10試合中5試合が引き分けで、直近の対戦である2023シーズンも2戦ドローで終わった対戦カード。今節こそ、白黒つける試合を見せたい。
[ 文:青木 ひかる ]