激動の60分台。2点先行の鹿島が逃げ切り成功
横浜FC
鹿島アントラーズ
監督
本当に素晴らしい雰囲気で、この試合を迎えさせてもらいましたことをサポーターに感謝します。また、鹿島に関わるすべての人のパワーを本当に感じたゲームでした。 前半はなかなか難しい展開になりましたけれども、相手の狙いどおりと言いますか、ノージャッジで背後へ来たり、セカンドボールとか、なかなか自分たちの時間を作れなかったですけど、それも上手に後半につなげてくれたと思います。後半の畳みかけるところまでは、得点も決めて、そのあとまでは良かったですけど、あの失点がまた難しいゲームにしてしまった。今度はそこをしっかりと改善して、次のゲームに向かいたいと思います。ただ、選手は本当に、最後(相手の)パワープレーのような状況でも、しっかりと2つ目をやらせなかった。非常にプレッシャーのある中だったと思いますけど、よくやってくれたと思っています。 --ハーフタイムでの指示は?前半からの修正点は?攻撃で間につけられるところでつけていなかったり、一番最初のところは時間がありますけども、次のところで時間がなくなっているようなところもあったので、ボランチにパッとつけるとか、ボランチから間につけるとか、つけた先がもっとワンタッチ、ツータッチで判断を早くとか。本当に積み上げてきたようなところ、プラス相手のちょっとしたウィークというか、今日で言えば、相手の左サイドのところは、攻撃では脅威になっていましたけど、少しいけるような感じは多分選手も感じたと思う。そこを最終的に上手にみんなで崩してくれたな、というふうには思っています。 --次節にも優勝という状況に持ち込みましたが?まあ、そういう期待はしていないですね。やはりしっかりと2つ勝って、と思っています。自分たちで決められる立場にいるので、2つしっかり勝って進めたいというふうに思っています。そういうほか(のチームの結果)に期待することでスキが生まれると思っていますので、自分たちがしっかりと一つひとつ決めていくというつもりでいます。
横浜FC
監督
イメージしたとおり、入りの部分では鹿島さんの背後に(ボールを)落として、そこから圧力を掛けて、ボックスの中にボールを入れる。サイドに行けばロングスローをどんどん活用して入れていく、という狙いを持って臨みました。選手たちはこちらの意図を理解してくれて、本当に戦ってくれたと思います。 その中でも、奪って(櫻川)ソロモンが真ん中でフリーになって左足で打ったシュートだったりが決まっていればまた違った展開になったと、まず思います。ただ、それでも前半を(失点)ゼロで終えられたので、後半のどこかでギアを上げて勝負にいかなきゃいけないなと考えていましたけど、やっぱり鹿島さんが勝負強いのは、そこで警戒していたレオ セアラ選手がしっかりゴールを決めてきて、もう1つセットプレーからもゴールを決めてくるところ。そのあたりは本当に、試合巧者だなと感じました。 それでも、こちらもセットプレーは準備してきた中でロングスローから1点を取って、最後も選手たちはよくやって、同点を目指してゴールを脅かしてくれたと思いますけど、足りなかったです。 今日もこのアウェイの中で、横浜からたくさんのサポーターが来てくれました。彼らのためにも勝点3を取りたかったんですけど、それを果たすことができなくて申し訳ない気持ちです。 --今日は先発にアダイウトン選手を起用し、福森 晃斗選手とルキアン選手がベンチスタートとなりました。その意図を教えてください。アダ(アダイウトン)は今週、オフ明けのトレーニングから本当に体がキレていたんですよ。守備のトレーニングでのアプローチも良かったですし、その後の攻撃練習でもカウンターで良い動きをしていた。経験も豊富で、当然こういったアウェイの雰囲気にも慣れている選手ですし、一発決めてくれるんじゃないかという期待を持ってスタートから起用しました。 あと、相手は優勝争いをしている中で、立ち上がりから圧力を掛けてくると想定して、どうしてもわれわれがラフに前へ運ぼうとすると受ける時間が長くなると思っていました。なのでまずは福森(晃斗)ではなく(伊藤)槙人を入れて、しっかり守備から入る。その上でアダを走らせる、というイメージで今日のメンバーを組みました。 --明日の横浜FMの結果次第で、J2降格が決定してしまいます。ただどういう結果になろうとも残り2試合ある中で、このまま終わらせるわけにはいかないという“意地”をどう示していきたいですか。今日も最後の挨拶のときには叱咤激励というか、力強い声援をもらいました。まずは明日行われるほかのチームの試合、他力にはなりますけど、一番は、まだ可能性がある限り、どんな状況でもJ1残留を目指します。もし仮に降格という結果になったとしても、残り2試合は必ず次につなげるために大事な試合になると思っています。 ホームの三ツ沢では、ここ最近(のリーグ戦で)負けていないですし、しっかり良い準備をして、次につながるような戦いをして、最後ちゃんと締めくくりたいと思います。 ただ、まだまったくあきらめていないです。
--苦い思い出を繰り返すことになってしまいました。絶対に勝たなければいけない試合だっただけに、本当に残念です。 --前半はイメージどおりにプレーできていましたか。前半は狙いどおりで、1点取れればいいなとは思っていましたけど、後ろとしても悪くない内容でした。 --後半、セカンドボールが拾えなくなってしまったのと、守備も間延びしてしまったように見えましたが、鹿島のやり方の変化などは感じましたか。そんなに変わった感じはなかったですけど、やっぱり自分たちが少し引いてしまったというか、ラインが下がってしまったところはあったのかなと思います。 --前節・柏戦よりも、相手の攻撃の圧力を感じていたわけではないと思いますが、それでもこじ開けられてしまいましたか?引いてしまった中で、ちょっとはがされる場面もあって、みんなが少し“緊急対応”みたいな形になってしまったところはありました。もう少し自分たちでカバーできれば良かったです。 --試合終了の笛を、どんな気持ちで聞きましたか。いや、まだ終わっていないので。もう次に向けてやるしかない。もう勝つしかないので、しっかり勝てるように準備するだけです。
鹿島アントラーズ
FW 9
レオ セアラ
構えてくる相手に対して、ものすごく難しい試合だというのは予想していました。それが実際に起こってしまいましたが、後半に関しては自分たちの入りも良く、自分たちのリズムでできてきたので得点を重ねることができ、こちらの戦い方ができたかなと思います。 --押し込んでいる時間帯でのご自身のゴールでした。後半、自分たちのほうが攻撃的な戦いができていた中で、田川(亨介)選手が相手をかわしてくれたので、自分は押し込むだけでした。 --残り2試合。優勝に向けて有利な状況は変わらないと思います。そこに向けての意気込みは?この3試合はものすごく難しく、“3つの決勝のような試合”だということは分かっていました。それを1つ勝てたことで、自分たちのアドバンテージは変わらないと思います。これを続けていきたいですし、それでも向上しなきゃいけないところ、修正しなきゃいけないところはいろいろあるので、間の期間(中断期間)をしっかり使って、まずは回復してから、そういう細かいことに取り組めたらと思います。
MF 13
知念 慶
--後半からはしっかりボールをつなぐことができました。意識の変化は?前半は相手も元気ですし、ああいうゴール前を固めてくる相手なので、そんな簡単にはと思っていた。横浜FCの過去の試合を見ても、どのチームも元気なうちは苦戦しているので、そこは想定の範囲内というか。後半は絶対、焦れずに続けていれば取れるだろうなとは思っていました。 --ご自身のゴールについては?(小川)諒也がすごく良いボールをくれたので、ありがたいですね。質の高いボールが来て、うまく合わせられたと思います。 --次節で優勝決定の可能性がありますが?他会場(の結果)にはあまり期待していないですし、自分たちがあと2試合勝てば決まる。しっかり2試合勝つことを目標にやっていきたいと思います。