最後まで奪えなかった2点目。一進一退の攻防はドロー決着
アルビレックス新潟
--13試合ぶりのスタメンとなった。出ない間も、ちゃんとやることをやって、練習もしていた。(チームとして)ここ2試合で8失点していたので、週明けの練習でも自分にチャンスがあるかなと思って練習していた。13試合ぶりでしたが、まずまずのパフォーマンスが出せたと思います。 --新潟U-18時代からお世話になっている入江 徹監督の最後の試合でもあり、気持ちが入る部分があったのでは?それも1つありますし、お世話になった先輩がみんなメンバーに入って、最後の最後、勝って送り出したい思いがすごくあった。結果は伴わなかったですが、そういった思いで臨みました。 --失点は不運だったが、準備はできたか。難しいところです。自分の強みはペナルティーエリア内の背後のボールに対する1対1やブロッキングのところで、ラインを高く維持して、背後は自分が勝負しにいくイメージだった。若干ポジショニングが高かったかなとは思いますが、それが自分の強みでもあるので。不運と言ったら簡単ですけど、ちょっとでも体を動かして止めにいくことはしなくてはいけないと思う。
FC東京
監督
多くの方にスタジアム、最終戦へ足を運んでいただいたにもかかわらず、勝利を届けることができず、非常に申し訳ない気持ちです。 ゲームに関しては、前半序盤に相手にペースを握らせてしまい、その中で先制点を許してしまいました。ただ、前半のうちに修正できた部分は非常に良かったと思いますし、追いつけたことは後半にもつながったと思います。 後半も序盤はなかなか自分たちのペースに持っていくことができず、終盤にかけては圧力を掛けることができましたが、最後まで仕留めることができませんでした。プレー一つひとつのクオリティーもそうですし、われわれが準備してきたプランの形自体は意識できていたものの、その質をさらに高めていかなければならないと感じた試合でした。 --後半、得点を決め切れなかった理由は?奪い返してからの攻撃は非常に意識していたのですが、スピードアップし過ぎてしまい、その中で技術的な判断ミスが出た場面もありました。また、後半は相手を揺さぶる場面で深い位置を取ることができず、中央の関係性だけで完結してしまった印象もあります。サイドからのクロスもなかなか合わず、そのあたりのバランスが難しかったと思います。ただ、あと一歩というところまでは圧力を掛けられていたので、攻撃面ではその精度が課題だと感じています。 --前節・神戸戦では71分に3選手を同時投入。今日は72分に2枚代え、89分に3枚代えを行いました。その意図は?迷いがあったのも事実ですし、最後の交代のタイミングも非常に遅かったと感じています。自分自身、どこでスイッチを入れるか、コーチングスタッフと相談しながら進めていましたが、ギアを上げるためにフレッシュな選手を投入し、新たな圧力を掛ける時間としては少なかったと思います。いまさら言っても仕方ない部分はありますが、もっと思い切って交代できるタイミングを見極めなければいけないと感じています。
アルビレックス新潟
監督
今日は最終戦ということで、いま持っている力をすべて出し切ろうと。前半からアグレッシブに攻守にいこうと話していた中で、選手が全力で取り組んでくれた結果、良い形で点も取れました。立ち上がりは良かったと思うのですが、少しずつFC東京さんも、個々の能力もありますし、力もあるチームなので、押される時間がありましたけど、なんとか耐えていたところで失点してしまった。 「後半、もう1回自分たちでギアを上げ直そう」と言って、相手のこういうところをケアしようといった部分を話して、「もう1回行こう」と話して、狙いとした形が出せたところもありましたが、最後は点が取れずに、引き分けに終わりました。 --藤田 和輝選手と笠井 佳祐選手が13試合ぶりのスタメン。メンバー選考の意図は?GKは練習でも決して藤田は調子が悪いわけではなかったので、ずっと田代 琉我でしたが、GKコーチとも話をして、起用する形になりました。笠井 佳祐に関しては、前節・柏戦で後半から入って、狙いを彼個人ではできたところがあり、点を取れたように前に出ていく力もありますし、守備のところでも少しずつ成長が見られているので。本人自身、「まだミスがある」と言っていましたが、経験していけば変わっていくと思うので、今日こういう形で起用しました。 --試合前に「粘り強さを出したい」とお話されていたが、それが出ていたように見える。今日の評価は?本来、これが新潟のあるべき姿だと思う。こういうものがある中で、じゃあ自分たちがどう主導権を握っていくかということになる。土台を強固に出せた。選手も力があるので、これから来季しっかり活躍してもらいたい。 --「これがあるべき姿」というところが、なかなか発揮できなかったのは?まったく発揮できなかったわけではなかったと思うが、表現できるのが少なかったのは事実。要因の1つは、自分たちでうまく試合を作れなかった。あとはエラーから試合の流れを悪くしてしまった。そういう試合が多かったのも事実。自分たちがやるべきことを焦りで見失ったり、うまく表現できなかった。先制した試合ではそういう部分が出せた試合もある。0-2から追いつけた試合もある。そういう粘り強さが安定して出せなかったと思います。
--最後は涙が見えた。1人だったら泣かないつもりでしたけど、チームメートが続々と声をかけてくれて。僕だけじゃなく、千葉(和彦)ちゃんやヨシくん(高木 善朗)、(岡本)將成、退団する選手のためにという思いが伝わってきたし、ゲームの中でも(白井)永地を中心に、いつも以上の情熱で戦ってくれているのを感じたので、うれしかったですね。 --ピッチでも球際の強度、運動量が表れていたが。円陣で「どういう立場であれ、チーム状況がどうであれ、最後までこのチームのために戦う選手が好きだ。そういう男になろうよ」と伝えた。なんとか勝ちを持ってくることができれば最高でしたけど。でも、人に伝わるゲームは、うまい、下手を関係なしにできると思う。そのベースを持った中で、技術や走力と向き合って、やっていけば強くなるかな。 --最後はやり切って終わることができたか。そうですね。本当はもっと押し込んだ中でできれば理想でした。どっちかというと押し込まれる時間が長かったので、運動量はそこまで多くなかったと思いますけど、外から見えないような中でのコミュニケーションとかはすごく今日は感じながらプレーできたので楽しかったですね。
FC東京
MF 8
高 宇洋
勝ち切りたかったので悔しいです。チャンスもありましたし、あそこで決めていればという場面もありました。また、最初の入りが少し緩かったのはチーム全体が感じていたので、そこをどう締めるかが非常に重要だったと思います。 --試合後、松橋 力蔵監督の挨拶時にブーイングがありましたが、心境は?そういうシーズンだったので、監督が代表して受け止めたと思います。ただ、僕ら選手も全員受け止めています。サポーターからすれば、あの反応は当然だと思いますし、来季はそれを歓声や声援に変えられるようなシーズンにしたいと思います。
DF 5
長友 佑都
--今季を振り返って。前半戦はチームも個人も苦しみましたが、個人的には7月以降、特にE-1以降はほぼすべての試合に出場し、非常にコンディションが上がりました。自分で言うのもなんですが、JリーグのSBの中でもトップクラスのパフォーマンスは出せていたと思います。ただ、ここに満足することなく、自分が目指しているのはもっと上です。来季は誰もが「JのSBと言えば長友だ」と言ってくれるくらい活躍したいと思っています。 --良いコンディションを維持できている理由は?理由は1つではなく、トレーニング、ケア、食事、そして癒やしを与えてくれる家族など、さまざまな要素があっていまのコンディションにつながっています。それらを継続し積み上げていけば、来季はもっと面白いパフォーマンスを見せられると思います。