後半にペースを握った浦和。鬼門攻略成功
横浜F・マリノス
監督
開幕3戦目で3連敗、そしてホーム2連敗ということで、すごく残念な結果になってしまい、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。最後まで得点を目指しましたが、取れなかった。悪くない前半ではありましたが、後半、少しトーンダウンしてしまったのか、簡単な失点が響き、また自分たちで苦しくしてしまった印象です。 --先制点を許したあと、3枚代えをした狙いを教えてください。もちろん失点をしたのもありましたが、もともとのプラン、狙いとしてありました。後半に入って10分でトーンダウンしてしまったのは誤算でしたし、もう一度パワーを出していくために前線をフレッシュにしました。 --決定的なチャンスがない印象です。特に前半は良い守備から攻撃に転じた場面も多かったですし、相手陣地でサッカーしている時間帯も多くはありました。でもやっぱり最後の質もありますが、相手が人数をかけてボックスまで下がってくるというのは分かっていた中、そこでやり切る、ゴールまでもう1つ行くという部分で、あまりチャレンジし切れませんでした。中途半端な形で終わってしまった攻撃が多かったと思います。 --ハイプレスのチームはどうしても後半に落ちる傾向があります。前半からアグレッシブにプレスを掛けていました。ただ、今日で言うとハイプレスは見せていましたが、相手がロングボールを入れてくるのは分かっていたので、前半はほぼほぼ自分たちがボールを奪い返していました。なので、選手の感覚的には、前半はポジティブな内容だったと思います。正直、後半に混乱してしまった原因はスタッフで分析というか、振り返っていろいろ考えたいなと……。どう改善していくのかもこれから考えていかないといけません。
浦和レッズ
監督
非常に難しい試合でした。ここまでのマリノスはパフォーマンスが結果に表れておらず、マリノスが(前節・)鹿島戦で見せた強いプレスを掛けるチームであることは試合前から分かっていました。それに対して鹿島も前半は何もできませんでした。前半は難しい形になり、少しロングボールが増えたプレーとなってしまいました。 でも、それはしっかりと規律を守った中でのプレーでした。規律を90分維持することが重要で、規律を守って戦ったことが総走行距離121kmに表れたのだと思います。ボールを奪ってから大きく展開し、ファーへのクロスから得点が生まれました。アウェイ3連戦で勝点7は悪くない結果ですが、まだまだ改善点はあるので、そこを向上させながら進んでいかないといけません。 そして、メディカル的な問題で宮本(優太)や(松尾)佑介が本日プレーできず、サミュエル(グスタフソン)も復帰を待っている状況です。そういった不在の選手がいる中でチームがしっかりとハードワークをしながら素晴らしい努力を見せてくれました。 --いくつか選択肢があった中、肥田野 蓮治選手をなぜ先発に選んだのでしょうか?昨年と比べてマリノスのハイプレスはかなり良くなっています。一方で強いハイプレスが来る代わりに、その背後にスペースが空いてくるので、蓮治のスピードを使ってそこを突こうとしました。 --今季目指すスタイルでは走行距離は120kmほどが必要になってくるとお考えでしょうか?私にとってJリーグは4シーズン目ですが、3年前と比較しても強度が上がっています。Jリーグはフィジカル的に非常に要求の高いリーグで、現代サッカーもその方向に向かっています。切り替えのシーンも多く、マンツーマンのハイプレスも増えてきています。昨年のデータでは、浦和が120kmを超えた試合は13試合ありました。その結果は8勝3分2敗でしたし、走行距離がいかに大事かということが分かると思います。
浦和レッズ
DF 14
--先制点の場面を振り返ってください。相手が前残りしていたので、そこのリスク管理を第一に考えていました。ただ、あのシーンだけは自分が入っていける自信があったし、合わせられる自信があったので、それがかみ合ってゴールにつながりました。 --入るか入らないかの判断の違いは何だったのでしょうか?時間の使い方が違いました。左サイドでそのまま行ってクロスを上げたのではなく、少し時間をタメてくれたからこそ、自分が入るタイミングを作れました。相手のファーサイドは分析の中で狙いどころだとチームで話していたので、そこに思い切り入りました。 --今日はハーフスペースに入ってビルドアップにも参加されました。SBとしての意識について、昨季と違いはありますか?特にありません。去年、SBとして何が求められるかを考えたとき、もう守備でしかありませんでした。まずはそこ。だから今日の試合、自分の中ではパフォーマンスとしてはあまり良くなかったなと。一発で背後を取られてしまったし、後半は3人目の動きで抜け出されてしまいました。だから、あのような場面をいかになくせるか、つぶせるかがSBの仕事だと思います。
横浜F・マリノス
FW 26
ディーン デイビッド
試合の入りは悪くありませんでした。その中で自分にチャンスがあり、それを決め切れなかったのは正直、悔しいです。後半、ミスから失点をしてしまいました。ゲーム展開としてはそのような感じでしたが、自分の出来は良くなかったと振り返って思います。ただ、明日からまた新しい一日が始まるので、切り替えてやっていきたいです。とはいえ、自分のポジションはゴールが求められます。チャンスを決め切れない、クオリティーが足りないことでの敗戦です。あらためてそのクオリティーを見せないといけないと感じています。 --今季初先発で長くプレーしたことでつかんだ感覚はありますか?個人としては、シーズンが始まる時点から自分の中のエネルギーを感じながらここまでやってきた感覚はあります。ただ、長いプレータイムをもらった中でもそれを結果として見せられなかったことが非常に残念です。チームとして勝てていない状況は当然、気分が悪いですし、そこに自分が絡んでいる責任があります。ただ、下を向いていても仕方ありません。次は勝利に向けてやっていきたいです。
GK 31
木村 凌也
--2失点目は悔しいミスからでした。自分が試合を壊してしまったというのが、試合が終わっての感想です。テンポよくジェイソン(キニョーネス)ではなく、(井上)太聖くんにまで飛ばしたほうが早く前に進めると思ったのですが、そのパスが短くなってしまいました。 --その失点に絡むまではシュートストップも含めて好パフォーマンスを見せていました。前半、自分としては悪くないパフォーマンスだったと思いますが、後半、スキができてしまったという反省が自分の中にはあります。90分を通して集中力を高めてやっていかないといけません。 --1失点目については、好セーブのあとはノーチャンスだったのではないでしょうか?多分、自分がロングボールを蹴ってセカンドボールを拾われてあそこまで持っていかれたシーンだと思います。まずセカンドを拾えなかったことが問題だったと思います。1つセーブできましたが、前のスペースに落としてしまったところは改善していきたいです。セカンドボールが勝敗を分けたと思うし、自分がセーブしたあとに相手に渡った流れは改善できると感じています。