明治安田J1百年構想EASTグループ地域リーグラウンド第18節、柏と千葉が三協フロンテア柏スタジアムで対戦する。
集大成を見せて1つでも上の順位で終えたい柏は、前回対戦の悔しさを晴らしたいゲームでもある。
柏にとって前回対戦は、良い内容だったにもかかわらず結果が伴わなかったゲームだった。前半からチャンスを作るも決め切れず、ワンチャンスを仕留められて敗戦。シュート数やゴール期待値で相手を大幅に上回っていただけに屈辱感も増す黒星だった。
これに関しては
古賀 太陽も「個人的にリーグ戦での“千葉ダービー”で負けるのは初めてでした。内容も内容でしたし、やっぱりそこはプライドが許さない部分もありましたね」と悔しさを吐露。やはり小学生時代から柏で育った男として、千葉には負けたくないという強い思いを宿している。
柏で注目したい選手は、前節・横浜FM戦で決勝ゴールを挙げた
汰木 康也だ。「特別な思いを持って試合に入りました」と、アカデミー時代を過ごしてきた横浜FMとの特別な一戦で得点を挙げた好調なアタッカーは、この終盤戦において攻撃でスイッチ役を担う。
類まれなる技術を持ち、背負ったところからでも前を向ける
汰木 康也は、チームを前へ向かせる重要なプレーヤー。そして、千葉は加入後初出場を果たした相手。その千葉との前回対戦では、キャンプから取り組んできた左ウイングバックでのプレーだったが、なかなかゴール前での怖さを発揮し切れなかった。あれから約2カ月半、シャドーへとポジションを移した
汰木 康也がどれほどに“リカルドレイソル”に適応しているのか。2戦連続ゴールを決めることで、フィットしていることを示したい。
一方、J1昇格初年度で特別大会に臨んでいる千葉は、最終節を前にグループ最下位が確定したものの、“千葉ダービー”でのダブル達成へ士気は高いはず。前節は鹿島に0-2で敗れた上に
カルリーニョス ジュニオが退場となったことで今節は出場停止となるが、攻撃の軸が不在となる中で誰を核としてチームを構成していくか、小林 慶行監督の采配に注目だ。
注目選手は、古巣対決に臨む
呉屋 大翔。開幕前に行われた『ちばぎんカップ』では途中出場から素早いプレスで存在感を発揮したほか、前回対戦でもその貢献度は高かった。今節では、プレスでの貢献に加えてゴールを奪うことにも期待したい。
また、ここ2戦メンバーから外れている
石川 大地がもし復帰するとなれば、攻撃面の活性化が期待できる。今季は『ちばぎんカップ』と前回対戦でともにゴールを決めており、柏との相性は良い。対柏3戦連続ゴールを挙げて地域リーグラウンドを締めくくりたいところだ。
[ 文:藤井 圭 ]