2026/5/30 (土) 14:00 KO
プレーオフラウンド 5-6位決定戦 第1戦
入場者数: 26,656人
天候: 晴れ|気温: 34.1℃|湿度: 20%
高嶺が土壇場に鮮烈ミドル。第1戦は譲らず
FC町田ゼルビア
--終了間際の失点によって、最終的に追いつかれる結果となりました。スコアだけを見れば、勝ち切りたかったという無念の気持ちが残る結果になりました。 --ACLEファイナルズにおけるサウジアラビアでの経験があったとはいえ、かなり暑さがある中での試合だったのでは?デーゲームでの暑さがあって、体力的にキツかったです。ただ、その中でも2-2という結果を持ち帰れるわけですし、この結果をポジティブに捉えて、次のホームゲームに向けて良い準備をしたいです。 --高嶺 朋樹選手の同点ゴールは相手を褒めるべきですが、特に後半はバイタルエリアがポッカリと空くシーンも目につきました。ゴール前を保存するというセオリーがある中でも何かできることはあったのでしょうか。引けばあそこのゾーンが空く、ということはあると思いますが、あのシーンで誰がボールに寄せられたのか、最終ラインを上げていくことも含めて、チーム全体で引き気味に守っているからこそ、守り切りたいシーンでした。自分たちからああいう展開に持っていったぶんも、しっかりと守り切りたかったという印象です。
名古屋グランパス
監督
お互いにオープンで見ごたえのあるサッカーを、サポーターの皆さんに見てもらうことができたと思っています。ゲームを振り返ると、早い時間帯にセットプレーから失点をしてしまって、難しい試合になりましたが、われわれは常に前を目指しながら落ち着いてプレーし、すぐに1-1に追いつきました。その後は主導権を握って多くのチャンスを作って攻めていたと思います。でも、カウンターから1-2になってしまい、また難しくなってしまいましたが、最終的には追いつくことができました。トータルで考えれば、チャンスを生かしていたらとも思いますが、2-2という結果は第2戦に向けて悪くない状況だと思いますし、次に生かしたいと思います。 --守備の堅い相手に多くのチャンスを作っていたが?われわれを除いたJ1の19チームに「手ごわい相手、やりづらい相手はどこですか」と聞いたら、15チームくらいが「町田さん」だと答えると思います。それだけ堅いチームです。コンパクトでカウンターも速いですし、町田さんはセットプレーも強力です。本当に厳しい試合になると想定して準備していました。その中で選手たちは、私が思っていたよりも素晴らしいプレーをしてくれたと思います。ビルドアップ、アクションを含めて前進し、たくさんのチャンスを作りました。ここまで何試合も町田さんの試合を見ましたが、これだけしっかりチャンスを作ってシュートまで持っていけた試合はなかなか見なかったですし、それくらいしっかり攻撃のアクションを起こせていたと思います。 Jリーグの多くのチームが町田はやりにくい相手だと思っていると思います。
FC町田ゼルビア
監督
急激に気温が上がった状況にもかかわらず、選手たちは90分間をタフに戦ってくれました。またこのアウェイの地まで約600人の町田サポーターの皆さんが駆けつけてくださった中で、最後までわれわれの背中を押し続けてくださったことに感謝の気持ちを伝えさせてください。ありがとうございました。2-2という結果をポジティブに捉え、次のホームゲームに向けて再出発したいと思います。立ち上がりからセットプレーの展開で先制できたことまでは良かったですが、すぐに失点をしてしまったことはわれわれの意図する展開ではなかったです。ただ、後半に押し返し、カウンターの展開から1点を取れたまでは良かったと思います。リードしたあとは、選手交代や試合の進め方に関しても、大きなミスはなかったですが、高嶺(朋樹)選手の左足でのシュートは25メートルほどの距離があった中で、あの場面で足を振らせるからには失点の可能性が生じることは、チームとしてまだまだ詰めていかないといけないポイントです。両チームともに強度の高い試合をし、背後の攻略を狙いながら戦った結果の2-2というスコアでした。このアウェイゲームを通して、相手の戦い方を把握できました。その中でどうやってゲームプランを組んでいくかを検討し、ホームでの第2戦に臨みます。 --名古屋の特徴も踏まえると、打ち合いになることも想定していたのか。もう少しクローズなゲーム展開を想定していたのか。いかがでしょうか?相手をひっくり返すイメージを持ちながら試合に臨んだ中で、チャンスも作れましたし、最後のクオリティーで精彩を欠きました。点を取れる場面で取り切ることはサッカーにおいて重要な要素ですし、特に前半に関しては、もったいないシーンが多かった印象です。守備に関しては、相手の背後に対する動きにはきちっとスライドできていたと思います。失点シーンに関しては悔やまれますが、ホームゲームでしっかりと改善できるように危機感を持って最終戦に臨みます。 --前半は背後を使われる形が多かった中でハーフタイムにはどんな修正の指示をされたのでしょうか。ボールサイドにプレッシャーを掛けられない状況ではなくて、プレッシャーを掛けない状況になっていました。また、トップの選手がボランチに引っ張られるようなケースもあったため、なかなか前に押し出すことが難しい状況でした。特に前半はボールサイドに厳しく行けないことによって、背後に自由に配球されるような形を作られてしまったことを改善しようと、ハーフタイムには「もう一度前から行こう」と状況を改善させました。後半に関しては体力が続く限り、前線の3人が前から圧力を掛けることでセカンドボールを回収する状況を作り出すための改善はできたと思います。
--先制点をアシストした場面でのFKの狙いは?相手のラインが高いことも想定されていた中で、ちょっと緩めのボールを入れることが効果的だろうと判断した結果のボールでした。ゴールという形につながって良かったです。 --2点目は谷 晃生選手のフィードを出発点に見事なカウンターを完結させました。ちょうど今週の準備期間でカウンターの形は練習を積んできたので、その成果が結果につながって良かったです。 --2-2というスコアだったため、次のホームでのJ1百年構想プレーオフラウンド第2戦は決着戦になります。同じ相手と2回連続して対戦するのは珍しいケースですが、名古屋は特徴的なサッカーをする中で相手の出方も把握できました。良い形も作れたので、良いイメージでホームでの第2戦を迎えられそうです。 --試合後には古巣の名古屋サポーターに対して、挨拶に回る場面もありました。また改装されたパロマ瑞穂スタジアムで初めての試合でした。現状では一番長く所属しているので、とても大切なクラブですし、毎回名古屋との試合は楽しみにしているんです。新しい瑞穂は昔の面影がないぐらい、良い意味で様変わりしていました。今度は町田のホームでの試合も楽しみにしています。
名古屋グランパス
MF 31
高嶺 朋樹
--ご自身の得点シーンを振り返って。ラッキーでした。ミートを意識して、あのミドルシュートで狙うというのはほとんどないと思うので、CKを取るか、はじいたところを詰めるのかというところを意識した中でシュートを打って、GKにしたら難しいシュートだったと思います。 --決まった瞬間の思いは?負けて第2戦に行くのと、引き分けで行くのは大きく違いますし、ここ最近負けが続いていたので、ここで一区切りつけたことは大きかったのかなと思います。 --札幌時代を彷彿させるシュートでした。何度かシュートを打っていたので、ボールをもらったときにはちょっと良い感覚もあったし、打ちたかったので、良いシュートを打てて良かったです。
MF 9
浅野 雄也
ボールを触る回数は増えていたと思いますけど、個人的にはミスが多かった。ここ2試合くらいは失点をしてから気持ちが下がってしまう部分があったので、そういうことはないようにしたいという気持ちでしたし、失点をしてから取り返せたのは一歩前進というか、良かったのかなと思います。 --後半のオフサイドになったシーンについて。誰かがシュートを打ったときに、自分は絶対に足を止めないようにと意識をしていました。オフサイドはけっこうギリギリだったので、まあしょうがないです。 --ビルドアップは良い形で行えていたと思います。ミーティングから話していましたし、相手が引いて守ってくるときは、ゆっくりボールを回して、急ぐのもあまり良くないので、全部が全部、背後というわけではなく、しっかりつないで、ちょっとずつ相手をズラしながら攻めていくことを意識していました。