新潟は直近6試合負けなし。内訳は2勝4分だ。守備も改善され、ここ4試合は失点ゼロまたは1に抑えている。前節・栃木戦は相手の連動したプレスに苦しみ今季初の無得点に終わったが、藤田 和輝のファインセーブ連発で無失点に抑え、しぶとく勝点1を手にした。
アルベルト監督は「栃木戦以外では決定機を作りながらも決め切れなかった」と攻撃に関しては形を作れていることに言及する。渡邉も「俺が決めていれば勝つ試合はあった。大宮戦ではチームの勝利につながるゴールを狙いたい」と気持ちを高める。
渡邉と同じく4得点のファビオは第8節・東京V戦で右足関節外側じん帯を損傷。全治4~6週間と発表された。前節は渡邉、ペドロ マンジーが先発起用されたが、矢村 健、田中 達也にとっては今季初先発のチャンスでもある。
「過密日程だからこそ力のきっ抗したチーム編成の効果が出てくる」というアルベルト監督。まずは今節、ホームで上位チームを倒し、勢いに乗れるか。
大宮は前節、対戦予定だった福岡の選手1名が新型コロナウイルス陽性の可能性が高いことから試合中止に。10日ぶりの試合でコンディション面は優位か。選手層は厚く、失点はわずかに『3』。誰が出場しても安定した戦いぶりで2位につけている。
元新潟の三門 雄大、富山 貴光、酒井 宣福らの出場も気になるところだが、新潟にとって要注意人物の1人が戸島 章だ。横浜FCに所属していた2018年、2019年ともにデンカビッグスワンスタジアムでゴールを決め、勝利に貢献している“新潟キラー”。191cmの長身FWにはセットプレーでも警戒したい。
[ 文:野本 桂子 ]

