チームの課題を修正し、勝利につなげた磐田の前節・愛媛戦。それでも、7位タイという現状にはもちろん満足していない。「常時勝っていなければいけないチームだと思うので、(ここ数試合の結果は)納得いく結果ではない」(小川 航基)。特にその要因となっているのが、まだ連勝がないこと。1年でのJ1復帰を目指すチームにとっては「連勝をどれだけ積み重ねるか、連敗をしないかがカギになる」と、試合当日に23歳の誕生日を迎える小川 航基もその重要性を話している。松本戦で勝点3を得て連勝を遂げ、再び始まる夏場の過酷な連戦に立ち向かっていきたいところだ。
対する松本は、3連敗中と苦しい状況。前節・北九州戦も連動した守備で相手の特長を消せていた時間帯もあっただけに、その継続性がカギとなりそうだ。特に最終ラインからボールをつなぐ磐田に対して、前線からの連動したプレスは連敗ストップに向けてカギを握るポイント。90分間のハードワークが、勝利のためには欠かせない。
また両チームにとって、試合の勝敗を左右しそうな要素がある。先制した4戦で全勝の磐田だが、先制されると2分3敗と対照的な成績。対する松本も明治安田J2第6節・群馬戦が唯一先制できた試合で、今季苦しむ要因にもなっている。先制されると引いた相手を崩し切れない磐田に対して、自慢の守備にほころびが出ている松本。そんな両者が抱えている課題を踏まえても、先制点が勝敗を分けるキーファクターになるに違いない。
[ 文:森 亮太 ]
