首位長崎に初めて黒星を付けたのは徳島。リードを守り切り2連勝
V・ファーレン長崎
--攻守にやりづらさがあったと思うが?今季初めて、あんなに早い時間に失点して出はなをくじかれたなという印象。3失点とも自分たちのミス絡みで、相手に点を与えてしまった。修正部分に関してはそんなに難しくないのかなと感じている。だが、こういう情けない試合をしてしまったことで本当に反省しないといけない。今季高めてきた、ボールの保持の仕方のところがなかなか……。今日は自分たちで立ち位置を崩してしまった。そういうところで相手に簡単にボールを与えてしまうというのが、流れを持っていかれてしまった要因だったかなと思っている。 --攻撃面については?良いときってディフェンスラインにボランチがうまく関わりながら、相手の陣地に持っていけるシーンが多かった。今日に関しては自陣から縦パスを多く入れ過ぎて、相手に奪われて簡単に失うことが多かった。さっきみんなで話したが、もっと落ち着いて後ろでしっかりビルドアップしてハーフウェーラインを越えていければなんの問題もなかった。そこはこの負けを生かさないといけないと思っている。これまでは勝って修正できていたのが今季初めて、負けてから次の試合に臨む。次が大事だよと全員で話をした。下を向いている時間もないし、5連戦が始まるので切り替えて、修正しないといけない部分は明確なので次に向けてしっかりやっていければ。 --今日のゲームで一番、うまくいかなかった部分は?いろいろな見方があると思うが、一番は失点が早かったので相手も少し、考えてくれている印象があった。相手が構えているにもかかわらず、自分たちから突っ込み過ぎた。先ほども言ったが、ディフェンスラインとボランチでうまくポジションを取りながら相手陣地に入ってから勝負のパスを増やしていければ。それでチャンスも作れていた。なのに、相手が来ていないのにじれて自分たちからボールを失って相手にポゼッションを開始させてしまう。自分たちの攻撃の立ち位置も悪かったところがあったので、切り替えもうまくできない部分もあった。そこは選手でも話し合っていたが、次に向けて、明確になっているのかなと思う。
MF 20
--後半から出場。監督からの指示は?前半は1失点だけでなんとか終えることができたので後半、まずは追いつくというイメージで入った。ただ、後半も入りに失点してしまって難しい展開になってしまったかなと思う。 --攻撃面での打開はどう考えていたのか?前半はちょっと後ろからの組み立てが窮屈になってしまって、難しいボールが縦に入ってそこでつぶされるシーンが多かった。後半はそれが多少、改善できて、CBがうまくボールを運んでそこから縦に入れるという形が出せた。前半からそういうふうに後ろからの組み立てがうまくいければ前線の選手ももう少し、受けやすかったんじゃないかなと思う。 --自身の得点について。ゴールは狙っていたので、まずは1点取れれば、勢いに乗っていけるんじゃないかという気持ちでやっていた。1点取れたのは良かった。 --試合開催がどうなるかというところでメンタル面については?別にあまり関係なく、いつもどおりに入れたというか……。コロナとかは関係なく、試合には入れたと思う。その中で早く失点したことが、試合を難しくしてしまったかなと思う。 --攻撃の改善、守備の改善、どちらを意識して入ったのか?今日に関しては、さっきも言ったように後ろからのビルドアップが前半はうまくいっていなくて相手にハメられるシーンが多かったので後半はそこを改善して少し、うまくいったが、早くに失点して難しくしてしまった。そこを改善できれば今までやってきたように結果はついてくると思うので、今日出た課題を改善していきたい。 --今季初の敗戦を受けてチームの雰囲気は?負けたが、すぐに試合が来るのは自分たちにとってはラッキー。すぐに取り返せるので切り替えていきたい。まだ1敗しただけ。引きずらずにやっていこうとみんなで話をした。次、ホームで勝ちたいと思う。
徳島ヴォルティス
監督
最初のチャンスをモノにすることができて、良いスタートが切れたと思っている。そのほかにもチャンスを作り、セットプレーでもゴールに近づく場面を前半のうちに作れた。後半も良い入りができて2得点目を奪え、その後の追加点も含めて3-0という展開に持ち込めた。相手の交代も作用して、押し込まれる場面もいくつかあったが落ち着いてDFをコントロールしながら危険なところはやられなかったかなと思う。 今日はこのような内容と結果になったが、ここまで無敗できていた強力な相手に対して選手たちはすごく良いプレーをしてくれた。継続していきたいと思う。
V・ファーレン長崎
監督
ゲームの入りで早々に失点をした。先制したことで前半は守備に重きを置いた相手に対して、ボールを握り返せたという前半ではあった。そこでゴールへの可能性や鋭さを抱えた展開のまま、後半に入って、十分に追いついてひっくり返せそうな展開をみすみす、自分たちから逃した形になってしまった。後半の立ち上がりにも失点して、点差が開けばよりパワーが必要な状況の中でパワーの出し方という部分がチグハグになって3失点目。勝点3を敵地で簡単に渡してしまったようなゲームをしてしまった。今季初の負けがこういう負け方だが、これを糧に次からすかさず挽回した姿、姿勢を取り戻さないといけない。次、ホームでの試合になる。リーグ戦のどこかでリバウンドメンタリティーを出さないといけない状況が来ると思うが、それが次なんだと。ぜひ、立て直してみせたいと思う。 --試合前に徳島の選手に新型コロナウイルスの陽性反応者が出て、試合開催が危ぶまれたがその影響は?対戦相手に感染者が出たことに対しては、こういうコロナ禍の世の中なので起こり得ることだと。ただ、Jリーグと徳島の方々の尽力で試合ができるとなれば、そこはしっかり戦うのみ。間違いなく、徳島の方がいろいろなことで動揺していたと思う。実際にミーティングでもそういう話をした。だから、その動揺に自分たちが揺さぶられないようにという話はしていたが、結果、巻き込まれたんだなというふうに感じた。
徳島ヴォルティス
MF 8
岩尾 憲
--今週、トップチームから新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認された。選手間でどういった話をして臨まれたか?藤原 志龍選手が陽性と確認された。当初は通常どおり練習する予定だったわけだが、(試合2日前の)おとといに全員にPCR検査を実施するということで、練習は16時からだったが、14時に集まることになった。また、その結果が試合前日の夜に出る。結果が出ていない中で練習をする。長崎戦は開催予定で準備が進んでいる。そういった、いくつかのポイントがあった。 その中で、おとといの練習に関しては監督から家族のことやメンタリティーの配慮があって「突然緊急の検査をして、誰が感染の可能性を持っているか分からない中でトレーニングを敢行することはできない。それを選手たちに強要することもできない。選手たちの意見を尊重したい」という話があり、選手ミーティングを緊急で行った。おとといの練習に関しては選手によって「やったほうが良い」「自分が感染している可能性も考慮して、その日は帰って翌日のトレーニングができるように準備をする時間にしたほうが良いのではないか」といろいろな声が選手間であった。結果的にその日は自主練形式で、距離を取りながら、トレーニングをすることに落ち着いた。そこで大事だったのが、試合前日のトレーニングはやるということ。長崎戦に向けてということに関して、イレギュラーなことに自分たちがどう向き合うのか。「こういうことが起きたから負けてしまったよね」となってしまうと意味のないものになってしまうので、おとといのミーティングのタイミングでは、そういう言い訳にならないようにすることも含めて「練習をするべきか。それとも、オフにするべきか」を話し合った。 初めての経験をしたが、以前に選手間ミーティングをした際にも今季に関してはいろいろなことが起こり得ると話し合っていた。注意しなければいけないこと、あらためてクラブからルールを提示されることもあったが、ネガティブに引きずることなく今季はこういうこともあり得るということを、みんながなんとなく理解していたのではないかと思う。
FW 10
渡井 理己
--今週、トップチームから新型コロナウイルス感染症の陽性判定が確認された動揺はあったか?徳島県自体、他県と比べると感染者が多いわけではなかったので、少し驚きと大きな動揺はあったと思う。いずれにせよ、こういう状況の中でも開催してもらったことに感謝してプレーできたと思う。 --得点場面について。ドリブルで最後まで行き切るというのが今季あまりなかったこともあり、あの場面でも垣田 裕暉選手は見えてはいたが自分で勝負することを第一に考えていた。相手が垣田選手に釣られたこともあるし、シュートも体勢を崩しながらだったが、決められて良かった。