大宮は前節、山口と対戦。前半からスペースを創造して選手が走り込む形を作り、チャンスを量産したが、なかなかゴールネットを揺らすことができない。すると56分、左サイドのクロスから浮田 健誠に決められて0-1。この失点が重くのしかかることになり、その後は敵陣へ進入する回数も増やすことができなくなっていった。そして、「押し込みたいけど押し込めない。地上戦でも難しかったし、空中戦でも難しかったし、セカンドボールも取れない」(高木 琢也監督)悪循環に陥ってしまい、0-1のままタイムアップ。チームとしての狙いを体現できているというポジティブな面があっただけに、悔しい敗戦となった。だが、次の試合はすぐにやってくる。
「下を向いていても、もったいない。僕たちよりも上の順位にいる北九州との試合だし、しっかりと勝てるように切り替えて準備をしていきたい」(黒川 淳史) ここ3試合白星のない状況を打破するためにも、勝利に直結する得点を挙げて上位に食らいついていきたいところだ。
一方の北九州は絶好調。前節・町田戦も町野 修斗、ディサロ 燦シルヴァーノのゴールで2-1として、6連勝を達成した。ただ、前半は自分たちが先手をとる形で優位に進めることができたが、後半は難しいゲームとなったのは課題。ディサロも「次の試合まで中3日ですが、修正して次につなげていきたいです」と話すように、連勝が続いてもチームは気を引き締めている。J1昇格候補である大宮に対しても、勢いをそのままに挑む。
[ 文:高澤 真輝 ]

