チームが良い方向に進みつつあることは監督や選手も認めており、「チームの状況が固まりつつある中、アウェイでも負けずに勝点1でも積み上げることができた」(布 啓一郎監督)、「ここにきて関係性も良くなってきた。若い選手も自信をつけている」(阪野 豊史)と総じて前向きな言葉が聞かれる。まだまだ克服すべき課題は多いが、希望の光も見え始めている。
それでも今節は難しい試合となるだろう。J2昇格圏内の2位につける長崎が、5試合ぶりの勝利を目指してサンプロ アルウィンに乗り込んでくるからだ。ここ4戦で3分1敗となっているが、前節・磐田戦は秋野 央樹の復帰もあって好内容の試合となった。元より選手層は分厚く、中でも攻撃陣は多士済々だ。大竹 洋平や富樫 敬真、ビクトル イバルボなど特徴のある選手がそろっている。
現時点の順位表を見ても、アウェイとはいえ長崎が試合の流れを引き寄せることが予想される。松本としては、ボールを保持しながら攻撃を組み立ててくる長崎を自由にさせない展開に持ち込まなければ苦しくなる。だいぶ涼しくはなってきたとはいえ、まだ暑さの残る時期の15時キックオフとなるが、その環境下でもハードワークすることが肝心だ。
[ 文:多岐 太宿 ]
