27日に行われた明治安田J2第22節・山口戦。維新みらいふスタジアムに乗り込んだ岡山は、24分にセットプレーから先制点を許すも、33分に上田 康太がPKを決めて同点に追いつき、試合終盤に山本 大貴のヘディングシュートで勝ち越した。
山口のアタッカーが放ったシュートがポストやバーにはじかれるシーンもあった。岡山にとっては改善すべきところも多い試合だったが、全員で集中を切らさず辛抱強く試合を進めることができ、後半に加勢して勝利をもぎ取ることもできるようになってきている。
山口戦は有馬 賢二監督による3選手同時交代の采配が勝利を引き寄せたが、中でもパウリーニョの存在感は絶大だった。62分から出場した背番号26がチームに冷静さとガッツをもたらしたことで、岡山は難しい終盤の攻防を優勢に進めることができた。
途中出場を4試合続けたパウリーニョのコンディションは上がってきている。もういつ先発出場してもおかしくない状態だが、現在は途中からパウリーニョを送り出すプランがハマっている。指揮官によるパウリーニョの起用法は今節の大きな見どころの1つとなる。
シティライトスタジアムに乗り込む愛媛は、得点力不足に苦しんでいる。現在は5試合連続無得点中で、前々節の新潟戦と前節の金沢戦は無失点に抑えながら勝点1ずつしか積み上げることができないでいる。
愛媛は前節からの準備期間が一日多いアドバンテージをうまく生かしてゲームプランを組み立てたいところだが、川井 健太監督はどうやって得点への道筋を見つけていくのか。いずれにしても1点を争う試合が繰り広げられることになるに違いない。
[ 文:寺田 弘幸 ]
