「7戦勝利なしという現状は僕たちも苦しいですし、サポーターもフラストレーションのたまる試合が続いていると思います。こうした良くない流れを変えるには思い切りの良さも大事です。SBの選手がより高い位置を取るとか、ボランチはミドルを多く打つとか、普段はやっていないようなプレーを多く出すことで、苦しい流れを少しずつ変えていきたい」 一方、敵地に乗り込む金沢は2連勝中の4戦無敗。町田とは対照的なチーム状態にある。特に直近2試合は負傷から復帰したルカオが連続ゴール中。もともと鋭いカウンターはチームの武器だったが、そこにルカオが戻ってくることでパワフルさが一層増した印象だ。「ルカオの復帰でより危険なチームになっている。われわれはより注意深くプレーしなければならない」。町田のランコ ポポヴィッチ監督もそう言って警戒を強めている。金沢側の視点に立てば、1-1で引き分けた前回のチームと思っていては、痛い目に遭うぞ、といったところだろう。
町田が未勝利街道に終止符を打つのか。あるいは金沢が上昇気流をさらに加速させるのか。今季四度目の5連戦、そのスタートを勝利で飾りたい両雄。熱戦は必至だ。
[ 文:郡司 聡 ]
