連勝街道をひた走る福岡がついに破竹の12連勝で単独首位に浮上。乗りに乗っているチームの連勝街道を止めることは、どの対戦相手も躍起になっているが、ここまで実現していない。そして今節、そのミッションに挑むのが町田。アウェイでの前回対戦は1-2で敗れているだけに、単純に雪辱を果たそうという思いも強い。奥山 政幸は言う。
「前回対戦では福岡さんにはやられましたし、相手は好調なチーム。それでも受け身になるのではなく、アグレッシブに戦ってこそ自分たちの良さが出ます。しっかりと疲労を取って、良い準備をして、リベンジを果たせるように、良いモチベーションで試合に臨みたいと思います」 町田には福岡撃破に向けて、心強い存在がいる。町田加入後だけでも福岡戦7試合で5得点を奪っている“アビスパ・キラー”中島 裕希だ。先発出場でも、途中出場でも、チームの勝利のために戦うベテランアタッカーの両足にかかる期待は大きい。
一方、アウェイ4連戦を戦っている福岡は、今節の町田戦がその最終戦とひと区切りを迎える。前節の群馬戦は接戦を制し、1-0で勝利。前 寛之が加入後初ゴールを決めるなど、毎試合“ラッキーボーイ”のような存在が誕生していることも、絶好調なチームの証だ。「勝負強さを感じる」。群馬の奥野 僚右監督や平尾 壮がそう言って口をそろえたように、“勝負どころ”を逃さぬしたたかさが今季の福岡にはある。
町田が福岡戦ダブルを阻止するのか。福岡が13連勝に伸ばすのか。お互いの意地がぶつかる熱戦を期待して良さそうだ。
[ 文:郡司 聡 ]
