その水戸との前回対戦以降、山口は守備組織の再構築に着手した。プレスに行くときと行かないときのメリハリを意識し、行けないときには立ち位置に戻ってブロックを作る守備を行うようになり、その後の連勝につなげた。だが、第25節・長崎戦、第26節・金沢戦と連続で4失点し、前節の徳島戦では3失点。守備を見直す必要に迫られており、この試合はまずそこに注目をしたい。
霜田 正浩監督は「徳島戦では前から行き過ぎたところがあった。今までの守備がうまくハマっていたときのことができれば、もっと締まったゲームにできたはず。その反省を踏まえて水戸戦は行くときと行かないときのメリハリをちゃんと作りたい」と話す。
シーズンダブルを狙って山口に乗り込む水戸は攻撃力が武器だ。これまでに挙げた47得点はJ2トップで、山口 一真(11得点)と中山 仁斗(10得点)がすでに2ケタゴールをマークしている。山口はアシストも『7』記録しており、まさに大車輪の活躍を見せている。山口は前回対戦でも2ゴールを挙げており強烈なインパクトを残した。水戸の山口が山口で躍動できるか注目だ。
両者の過去のリーグ戦対戦成績は、山口の5勝2敗2分で山口としては相性の良い相手となるが、前回対戦を見る限りではあまり参考にならないだろう。ホーム連戦となる山口が前回の雪辱を果たすことができるか、熱戦を期待したい。
[ 文:田辺 久豊 ]


