群馬は前節、磐田に1-3で敗れた。前半早々に田中 稔也が先制弾を決めて優位に進めたが、遠藤 保仁に技ありの直接FKを決められて同点にされると、終盤に2失点を喫して力尽きた。チームは6試合ぶりの複数失点となったが、守備自体は安定している。今節も堅実な守備をベースに、勝点3を狙っていく。ディフェンスリーダーに成長したプロ2年目の岡村 大八と、徳島の鈴木 徳真は前橋育英高校の同級生。岡村は、0-2で敗れた前回対戦のリベンジを狙う。
徳島は、明治安田J2第27節で甲府に敗れたものの、続く第28節で山口に快勝、そして前節は新潟との死闘で0-0のドローとなった。昇格レースの真っただ中にいるチームが、一戦必勝でゲームに臨む。なお、群馬は第28節に徳島が敗れた甲府を相手に勝利を得ている。徳島にスキが生じれば、ゲームがもつれる可能性を秘める。
群馬と徳島は2005年にJ2へ参入した“同期”。そのときから15年の月日が流れた中で、徳島がJ1を経験した一方、群馬はJ3降格を経験。今季も徳島が昇格を争う状況下で、J2復帰1年目の群馬はチームのベースを構築中。シーズン終盤、勝点を伸ばしてきた群馬はかつてのライバルに一撃を食らわせたいところだ。
[ 文:伊藤 寿学 ]
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