山口は前節、アウェイで順位の近い松本と対戦。開始7分間で2点を奪われる苦しい展開を強いられた。前半のうちに高井 和馬のゴールで1点を返したが、1-2で敗戦した。後半はペースをつかんで試合を運んだようにも見えるが、決定機と言える回数は少なく、持ち前の攻撃力は影を潜めた。点を取られても取り返してきた山口が、迫力のある攻撃を見せることができなかったのは気になるところだ。
一方の群馬は前節、ホームで上位の徳島と対戦。前半に2点を奪ったが後半に3失点を喫して逆転負け。金星を挙げるまであと一歩だったが、後半は徳島の修正力の前に屈した。ただ、徳島のリカルド ロドリゲス監督に「結果としてはどちらが勝利してもおかしくない試合だった」とまで言わしめた内容を見せたことは、ポジティブに捉えていいのではないだろうか。チームの状況としては悪くないと見る。
両者の前回対戦は8月19日の明治安田J2第13節。山口がイウリのゴールで先制したが、80分を過ぎてから群馬が2点を奪って逆転勝利した。
ともに中2日で迎えるこの試合に、指揮官がどのような布陣で臨むのかも見どころになるが、最後は「勝ちたい気持ち」が上回ったほうに軍配が上がる試合になるのではないか。情熱的な試合になることを期待したい。
[ 文:田辺 久豊 ]


