京都にとってさらなる追い風になるのは、前節に続きホームゲームであること。「アウェイのスタジアムに比べるとピッチが柔らかい。われわれは慣れているけど、相手にとってはやりにくいピッチなんだと思う」とヨルディ バイス。京都の14勝中11勝がホームゲームであることで明らかなように、今季から使用する本拠地・サンガスタジアム by KYOCERAの環境は選手たちにとって大きなアドバンテージとなる。
また、後半戦に得点ペースが落ちていたピーター ウタカが、直近3試合で2ゴールと復調気配であることも心強い。J2得点ランキングトップを走るピーター ウタカは、現在21ゴール。ベルギーリーグ在籍時代に記録したキャリアハイの年間22ゴールにあと『1』と迫っており、その数字は本人も意識している。加えて、相手の甲府はピーター ウタカが昨季エースとして活躍していたチーム。気合いの入る古巣戦だけに、一気のキャリアハイ更新も期待できそうだ。
一方の甲府は、1試合未消化の状態ではあるが、J1昇格ラインである2位と勝点13差の6位。ここ6試合は4勝2分と好調を維持しているが、J1復帰の宿願をかなえるためにはアウェイであっても勝点3にこだわらなければいけない状況だ。そのためには、このところ抜群の安定感を見せている[5-4]で固める守備組織で、昨季の仲間であり最も警戒すべき相手であるピーター ウタカを、どこまで封じ込めるかがポイントとなる。
[ 文:川瀬 太補 ]

