山形は、5位・甲府との前節をスコアレスドローで終えた。「前半の入りが非常に悪い。そこで失点していたら前半でも3点取られていたのではないか」(石丸 清隆監督)という出来。GK藤嶋 栄介の再三の好セーブで失点こそまぬがれたが、攻撃では相手ゴールを脅かす以前にハーフウェーラインを越えることもままならなかった。シュート数は6本。リーグ2位のシュート数を重ねてきたチームの攻撃性が、ここへ来て薄れてきている。前節のキックオフ直前に、福岡の勝利によって今季の昇格の可能性が完全についえ、6位でJ1参入プレーオフに進出した昨季の勝点70に届かないことも確定。それでも戦い続ける意味を、今節でしっかりと示さなければならない。
町田は前節、群馬に0-3とホームで敗戦を喫した。前半にPKで先制されると、後半は自陣で相手のプレッシャーを受ける中、ミスから立て続けに失点を喫した。チャレンジが実を結ばず、苦しい状況が続いている。2連敗で順位は今季最低の19位まで下げている。また、ここ3試合は得点がなく、攻守の歯車がかみ合っていない状態だ。今節は吉尾 海夏、酒井 隆介の出場停止が明ける。次節に行われる東京Vとの“東京クラシック”にはずみをつけるためにも、今節で連敗を止めたいところだろう。
前回対戦は明治安田J2第3節で0-0に終わった。前節も得点がなかった両チームが、歓喜のゴールと勝利を目指す。
[ 文:佐藤 円 ]
