最下位に沈む山口は11試合未勝利で7連敗という長い長いトンネルを抜け出せずにいる。勝利できない試合が続いているが、前半は互角の展開で悪くない内容を見せながらも、後半に息切れして失点を繰り返している。前節はホームで甲府と対戦したが、やはり後半に先制され、追いつくことができずに0-2で敗戦した。高 宇洋は「甲府との前回対戦のときよりも、自分たちに少し迷いがあるというか、明確な形がないというか。何か良くしないといけないとそれぞれが頑張っているけど、それを1つにさせないといけないなと感じる」と話す。チーム一丸となって、いまの順位を忘れるほどの戦いができるかどうか注目したい。
一方の北九州は前節、アウェイで徳島と対戦して1-4で敗戦した。首位を相手に真っ向勝負を挑んだが「勝負の際のところはすべて徳島にやられたので、完敗だと思う」と小林 伸二監督。また、この敗戦によってJ1昇格の可能性が消えてしまったが、「保持する能力は出てきたし、プレッシャーを掛ける連動も出てきたので、そこは大事にして次のゲームにつなげたい」と同監督。気持ちを切り替えて、このダービーに向かうことができるかどうか。
前回対戦(7月25日の明治安田J2第7節)はホームの北九州が2-0で勝利した。シーズン中にも何度も練習試合を行っているチーム同士だけに、お互いの手の内は把握しているはずで、だからこそ“意地のぶつかり合い”になるはずだ。熱戦を期待したい。
[ 文:田辺 久豊 ]


