磐田が7試合ぶりに敗戦を喫した前節・水戸戦は、遠藤 保仁の不在を感じざるを得ないゲームになった。中2日という過密日程の中、遠藤はコンディションを考慮してベンチに入りながら加入後初めての欠場に。チームは水戸のハイプレスに苦しんだ印象が強く、特に前半序盤はボール回しも安定しない。その時間帯に自陣でのボールロストをきっかけに先制点を奪われた。やはり遠藤を起点としたゲームメークは、いまの磐田にとって生命線。彼のパフォーマンスには今節もより一層期待が懸かることになる。
また、これまで全試合に出場している小川 大貴が出場停止となる今節は、右サイドのポジションは修正が必須となる。水戸戦で7試合ぶりに先発した藤川 虎太朗がインパクトを残しただけに、試合途中から右サイドに起用したこともある山田 大記を回す可能性も十分に考えられる。いくつかある選択肢の中で、鈴木 政一監督がどんな選択をするか注目だ。
前節、ホームで愛媛と対戦した大宮は前半に3得点を奪う楽勝ムードだったが、高木 琢也監督が「相手がシステムを変えてきて、ボールを取りにいけなくなった。その流れをうまく切ることができなかった」と振り返る後半、74分から78分までの5分間でまさかの3失点。3点のリードを追いつかれてしまった。前節のダメージを払しょくするために、そして来季に向けてシーズンを少しでも良い形で締めくくるため、磐田撃破がその良薬となるはずだ。
[ 文:森 亮太 ]