新潟は4試合勝ちなし。さまざまなアクシデントで主力選手が離脱し、出場できるフィールドプレーヤーは登録メンバーギリギリの状態。疲労も蓄積し、苦しい戦いが続いている。
前節は舞行龍ジェームズがコンディション調整のため離脱。アルベルト監督は「守備を補うため」に、通常の「4-2-3-1」から「3-4-2-1」に変更して臨んだ。守備面では自分たちのミスから流れを悪くした反省点があるが、攻撃面では1トップの鄭 大世と2シャドーの本間 至恩、中島 元彦がアイディアを発揮して多くのチャンスが生まれるという発見もあった。今節は舞行龍ジェームズの復帰が予想されるが、どういった布陣で臨むかに注目したい。
対する群馬は3試合負けなしと堅調だ。完封での2連勝を収めたあと、前節・栃木戦は2-2で引き分けた。大前 元紀がFKを直接決めて先制すると、一度は逆転されたものの、90分には林 陵平がクロスに競り勝って落としたボールを宮阪 政樹が決めて同点に。途中出場の2選手がしっかりと結果を残し、勝点1を手にしている。
群馬のパスワークはシーズンを通して成熟しており、ボールを渡してしまえば難しい展開になる。新潟としてはボールを相手に渡さないことで、主導権を握りたい。堀米 悠斗も「体力的に厳しいからこそ、集中力を高めて無駄な消耗をしないことが大事。ボールを保持して、時間を進めるプレーを意識し直さないといけない」と前節を反省し、今節に臨む。
また新潟U-18出身で、群馬の左SBとして活躍中の飯野 七聖にも注目したい。飯野は新潟U-18では渡邉 新太の1学年下、阿部 航斗の1学年上に当たる年代。前回対戦ではメンバー外だったが、今節は主力として“古巣”凱旋も予想される。
新潟としてはデンカビッグスワンスタジアムで勝利を届け、今季のホームラストゲームを締めくくりたい。
[ 文:野本 桂子 ]

