前節・町田戦は前半に奪った先制点を守り切っての勝利だったが、選手たちは後半に入って相手にペースを握られた試合展開を課題にしている。「連勝はしたけど、うれしさより悔しさのほうが強い。それはたぶん、チームの全員が感じている。理想は90分を通して自分たちが支配すること」と話すのは飯田 貴敬だ。今季の京都が目指しているのは、たとえリードしていても、攻撃姿勢を貫くスタイル。ホームで戦う今節は、キックオフからタイムアップまで攻め抜くサッカーで相手を圧倒することをもくろんでいる。
京都の注目選手はヨルディ バイスだ。2018年から日本でプレーしているヨルディ バイスは、出場すればJ通算100試合出場を達成することになる。京都が攻撃重視のスタイルに特化できるのも、このオランダ国籍CBの存在があってこそ。自身の節目のゲームで期待されるのは、チームを2試合連続の完封勝利へと導くプレーだ。
対する北九州も状態は徐々に上がってきている。連敗スタートとなった今季だが、ここ5試合は負け知らず。特に直近3試合はわずかに1失点と、守備の安定ぶりが光っている。ただ、小林 伸二監督は1-1で引き分けた前節・甲府戦後、「もう少し(ボールを)運ぶ工夫をしないと難しい」とマイボール時の課題を挙げている。北九州が今季2勝目を挙げるためには、その課題を解消し、ボール奪取後にスムーズに相手のゴール前まで運べるかがポイントとなりそうだ。
[ 文:川瀬 太補 ]

