J2で唯一日曜開催となった前節・相模原戦ではルキアンが2得点を挙げ、2-1の勝利を飾った磐田。4年ぶりのリーグ戦3連勝で順位は4位に浮上し、首位追走の勢いを強めている。
ただ結果が残せている反面、試合内容は「選手たちが一番分かっていると思う」と鈴木 政一監督も話しているように課題が多い。特に「あまり良い出来ではなかった」と振り返った相模原戦の前半は先制しながらも同点に追いつかれ、その後ペースを明け渡しており、苦しい時間帯が続いた。その反省を踏まえても「最低でも後半のようなプレーをスタートからできるようにしなければいけない」と鈴木監督は話す。中2日の短い準備期間でいかに修正を図れるかがポイントだ。
注目は絶好調のエース・ルキアンだ。4試合連続得点中で3連勝の立役者の1人だ。得点ランクトップとも1点差と射程圏内。さらなるゴール量産に期待したい。
対する大宮は開幕から流れに乗り切れず15位。前節・愛媛戦は15分に先制を許し、苦しい展開をはね返せずに4戦ぶりに敗れた。特に勝利から遠ざかっている3戦はいずれもスコアレスと、得点力不足が大きな悩みの種だろう。
そんな状況も相まって、やはり注目は昨季まで磐田でプレーしていた中野 誠也だろう。開幕から7試合に先発しながらも今季は無得点。ただ、移籍後初のヤマハでの凱旋試合は気合いが入るシチュエーションだ。磐田の連勝を止めるため、そして4試合ぶりにチームを勝利に導くため、エースの目覚めが必要不可欠だろう。
[ 文:森 亮太 ]
