ホーム、アウェイ、ホームの3連戦となっている長崎は前節、山形と対戦。早々に失点を喫する展開となったが、前半のうちにルアンのゴールで追いつくと、後半にはカイオ セザール、エジガル ジュニオのスーパーゴールが生まれ、逆転勝利。ホームで0-3の敗戦を喫した直後の試合でリバウンドメンタリティーを示してみせた。
一方の東京Vはアウェイ、ホーム、アウェイの3連戦。前節はホームに京都を迎えたが、前半に中盤でのボールロストからカウンターで失点。後半には連係ミスからマテウスと平 智広が処理を誤ったところを突かれ再び失点。京都のゴールに迫るシーンも作ったがフィニッシュの精度を欠き、得点を奪うことができず。2連敗となってしまった。
失点数が示すように、両チームの課題が守備であることは明らか。長崎はリーグワースト2位タイの16失点。東京Vはリーグワーストの21失点。長崎は開幕から9試合連続で失点中といまだに無失点試合がなく、ここ3試合は10分までに失点を喫している。能力の高い外国籍選手を有しているだけに得点の期待値は高いが、安定した試合運びをするために守備の改善は急務だろう。無失点試合を呼び込むためにも、特に立ち上がりにはさらなる集中をもって入らなければならない。
互いにボール保持をベースとしたスタイルだけに、どちらがボールを握り、優位性を発揮することができるか。そして、非保持のときに冷静に守備を展開できるかが勝利へのカギとなるだろう。
[ 文:杉山 文宣 ]