東京Vは、少しずつ新たな戦力が先発メンバーに加わっている印象だ。佐藤 凌我、石浦 大雅に加えて、4月末に合流した背番号10のジャイルトン パライバ、そしてンドカ ボニフェイス、山口 竜弥といった選手がメンバー入りして、特長を発揮している。負傷者やコンディション不良の選手は多いが、新戦力と既存選手が絡んで新たなチームの色を出しているところだ。
今節の注目は、北九州に昨季まで6年間在籍した加藤 弘堅。シーズン序盤はボランチと最終ラインを兼務、その後最終ラインで固定されていたが、前節の途中からボランチに入って状況を好転させていた。北九州のJ3在籍時代も知るコントロールタワーは、果たしてどんなプレーを見せるのか。東京Vのベンチには、クラブOBで黎明期を知る藤吉 信次コーチも座っている。
北九州はなかなか勝利につながらない試合が多く、ここまで2勝5分6敗で19位に沈んでいる。ただ、その2勝はアウェイで得たもの。チーム最多ゴール数を記録する富山 貴光、そして攻撃のコンダクターである髙橋 大悟を中心とした攻撃で、今季3勝目を狙っていく。
東京Vとしても、今季のすべての勝利をホームの味の素スタジアムで挙げている。今節は、味の素スタジアムでの開催としては4月10日以来となる有観客試合。サポーターに勝利を届けたい。それが全員の思いだ。
[ 文:田中 直希 ]
