今節ホームに迎える山口は、前からのプレスとオーガナイズされた戦い方がハマり、相手が甘さを見せればどこが相手でも勝てるチーム。第5節では磐田に2-1で勝利、第11節では町田に2-0で勝利しており、5位・甲府にとっては甘さや順位的な根拠のない優越感を無意識でも持って臨むわけにはいかない。仙台の監督として結果を残してきた渡邉 晋監督は甲府で選手経験があり、昔からのファン・サポーターにはなじみがあるが、その経験値と指導力の高さは脅威。現時点では山口で土台作りの段階かもしれないが、結果を出せる監督・選手たちで、甲府としては緩さや甘さは見せられない。
今季若手・中堅を積極的に起用している伊藤 彰監督が率いる甲府としては、メンデスと新井 涼平が出場停止の中、誰がチャンスを得て、チームに勝利をもたらすことができるのかが注目される。また、中盤・前線の先発も替わる可能性があり、出場機会が少なかったフレッシュな選手たちが見せる躍動感をチーム力に変えることも勝利のためには必要になる。高い集中力と、勝利とJ1昇格への執念を90分間持ち続けて、得意のホームで連勝の起点となる1勝を得たい。
[ 文:マツオ ジュン ]
