ホームの町田としては、前節の群馬戦で披露したプレー強度を今節も発揮し、90分の中でいかに勝ち切るか。ゲームマネジメントが重要視される試合になりそうだ。連敗を喫したホーム直近2戦を振り返ると、いずれも自分たちより順位が下のチームが相手であり、チャンスを決め切れない展開が自らの首を絞めてきた。そういった意味では18位の愛媛が相手である今節も似通ったシチュエーション。「0-0で推移しても、ナーバスにならずに1-0にすればわれわれの勝ち」と指揮官が話すように、焦れずに戦い抜くことが肝要だろう。
一方、アウェイに乗り込む愛媛は前節・北九州戦のように、入りの脆さを克服し、先手を奪うことが理想的だ。町田が先制された試合は1分6敗というデータが残っていることを踏まえても、試合の入りがカギを握る。[4-3-3]か[3-4-2-1]か。愛媛としてはシステムを柔軟に変えられる特性を生かし、相手が愛媛の出方に慣れていない時間帯に生じるスキを突ければ、より理想的な試合展開になるはずだ。
“4強”に食らいつきたい町田か。少しでもJ3降格圏から遠ざかる位置につけたい愛媛か。勝点3を巡るバトルから目が離せない。
[ 文:郡司 聡 ]
