磐田は前節、好調な長崎を相手に小川 航基の今季初ゴールで勝利。7連勝中は全試合で無失点に抑えている。開幕当初は失点の多さに悩まされてきたが、日々課題と向き合い、修正を繰り返してきたことで「時間はかかったけど、攻守で安定した戦いができている」と鈴木 政一監督も手ごたえを口にする。強みにできている守備の安定が今節においても重要なポイントだ。
ただ、新潟はこれまで以上に一筋縄でいかない相手だ。リーグ最多の38得点をマークしており、アルベルト監督の下で設計あるサッカーを構築し、本間 至恩や高木 善朗ら個人で打開できる選手もそろう。意図的に崩す力はリーグでも屈指だ。ただ、磐田としてもスタンスはブレない。新潟以上にボールを支配し、ゲームコントロールを目指すことになるが、その攻防のカギを握る遠藤 保仁と高 宇洋の対決にも注目したい。
対する新潟は前節・水戸戦でスコアレスドローに終わり連勝を逃したが、ここ2試合は無失点と攻守のバランスを取り戻しつつある。特に3敗を喫した第14節からの5試合は、全試合で先行を許して自分たちが思い描くゲームプランを遂行できなかった。特に先制すれば全勝をキープしている磐田が相手なだけに、先制点はポイントになりそうだ。
いよいよリーグも折り返し地点を迎える。前半戦ラストマッチで勝利を飾るのは果たしてどちらか。今節屈指の好カードに注目だ。
[ 文:森 亮太 ]