琉球は今節もホーム戦において、新型コロナウイルス感染症予防対策により、リモートマッチ(無観客試合)で戦うこととなった。明治安田J2第18節の北九州戦以降、今節で5試合目となるホームでのリモートマッチに「暑さとかグラウンドの状況は良いんだけれども、観客がいるといないとでは選手が出すアドレナリンの量であったり、見られているからこそピリッとした感覚で試合に臨めたりするので、ホームの利を得られないマイナス要素があることは確か。でも、テレビで応援してくれている人たちの期待に応えられるように戦っていきたい」と樋口 靖洋監督は語った。普段とは違う状況下で戦うコントロールの難しさを感じながらも、勝利を待望するサポーターを後ろ盾に気持ちを高めて今節に挑む。
琉球は前節、山形を相手に武田 英寿が先制点を奪取。その後に2点を失うも、途中出場の上原 慎也が同点弾を生み出して貴重な勝点1を手にした。J1昇格争い真っただ中のチームにおいて、チャレンジを追求しながら全体でミスをカバーできるか。助け合いの気持ちを高め、感覚をすり合わせていきたいところだ。
対する秋田は前節、ホームで長崎と対戦。先制を許したものの、武 颯が同点弾を決め、ドローで終えた。ここ5試合は3分2敗と勝利が遠ざかっているが、アグレッシブさと献身さを追求する姿勢は不変である。右サイドを起点に沖野 将基が高い位置でプレーするシーンを多く作り、6試合ぶりの勝利を手中に収めたい。
前回対戦は後半アディショナルタイムに阿部 拓馬が決めて琉球が先制するも、1分後に三上 陽輔が同点弾を奪ってドロー決着となった。J3時代から死闘を演じた両者による第2ラウンドは、負けられない気持ちがぶつかり合う白熱の一戦となるだろう。
[ 文:仲本 兼進 ]
