互いに3日前のゲームで敗戦を喫しているが、大幅な修正を加える時間的猶予はない。コンディションをしっかりと整えてファイティングポーズをとらなければならず、リバウンドメンタリティーが問われる一戦だ。
勝点が近い両者の対戦となるが、ここまでの試合を振り返れば、守備の強度や攻撃の精度を上げることが共通の課題だと思われる。しかし、準備期間の短い今節までに、劇的に改善することは期待できない。やはり意識の部分に焦点を当てることになる。
山口は直近の第29節・町田戦に敗れて2連敗となったが、この連戦をホームで迎えることができるのは有利だろう。一方の金沢は2連敗中で10試合も勝利から遠ざかっている。勝利に飢える気持ちは、金沢が上回っているかもしれない。渡邉 晋監督は「必死になって戦うというところは意識の問題なので、すぐにでも変えられる。相手の金沢も必死に来るだろうから、そこを上回るものを出さないといけない」と話す。
見どころとしては、この大事な一戦を中2日という厳しい日程で迎えるだけに、どのような布陣で臨むかに注目したい。そして、山口にとって金沢は“天敵”と言える存在で、過去5年間で一度も勝つことができなかった。しかし、今季一度目の対戦で対金沢戦の初勝利を挙げている。山口が天敵の金沢からシーズンダブルを達成できるかどうかにも注目だ。
[ 文:田辺 久豊 ]


