新監督には名塚 善寛ヘッドコーチが就任。名塚監督は就任会見で「情熱的なサッカーをしたい」と、“情熱”という言葉を使って自身のサッカー観を披露した。立ち位置を意識し過ぎるあまり、頭でっかちになっていた選手たちに情熱を注入し、躍動する姿を取り戻さなければならない。
そして、名塚監督は「ケガ人も戻ってきて、ほぼ全員が練習できる状況になっている。まっさらな目でフラットに見ていく」と選手に競争を促し、「チームの勝利を最優先して戦うことができる選手を起用する」と方針を明かす。初陣となるこの試合でどのような采配を振るのか注目したい。
一方、東京Vは9月1日に2019年7月から続いた永井 秀樹監督体制に終止符を打ち、堀 孝史監督が新指揮官に就任した。そこから4試合を消化したが、結果は1勝3敗で現在は2連敗中。前節は町田との“東京クラシック”を戦い、後半立ち上がりの失点を最後まで取り戻せずに敗戦した。堀監督は「ゴールを奪うことを課題として取り組んでいきたい」と試合後に話したが、持ち前の多彩な攻撃力を発揮させることができるか。
くしくも9月に監督交代をしたチーム同士の対戦となったこのカード。今節に勝利して、“反撃の10月”の狼煙を上げるのは果たしてどちらか。
[ 文:田辺 久豊 ]


