どちらも前節はドローという結果に終わった。だが、両チームの選手たちが感じた勝点1の重みは大きく異なるだろう。水戸は90分にゴールを決めて4-3と勝ち越しに成功したものの、直後に失点を喫してドローに持ち込まれてしまった。“勝点1を手にした”よりも、“勝点2を失った”という感覚のほうが大きかったはず。今節に向けて、いかにメンタルを立て直して挑めるか。リバウンドメンタリティーが問われる戦いとなる。
一方、群馬は前節、J2残留争いで競り合う北九州と敵地で対戦。86分に逆転ゴールを決められて苦しい展開となったものの、勝負をあきらめることはなかった。90+4分に同点ゴールを決めて、土壇場でドローに持ち込むことに成功した。負けていてもおかしくない試合だった。それでも、最後まで執念を見せて手にした勝点1の価値は大きい。勢いに乗ってケーズデンキスタジアム水戸に乗り込んでくるだろう。
リーグ前回対戦は群馬が2-1で勝利を挙げており、その5日後に行われた天皇杯2回戦も群馬が3-0の完勝を収めている。今節も群馬が相性の良さを発揮して勝利を手にするか。それとも、水戸が今季ダービー初勝利を挙げるのか。
[ 文:佐藤 拓也 ]