前節は山形に1-2で競り負けた。前々節の愛媛戦同様に、開始早々に失点して厳しい展開となったが、そこから盛り返して後半に追いつく。しかし、同点弾の5分後に決勝ゴールを叩き込まれた。
開始直後の失点によって相手が自陣に引いて構えるようになり、前線の起点を封じられて難しい試合運びを強いられた。千田 海人は「チームとしてしっかり締めなければいけない」と誓いつつ、「課題を見つけられたことは、前に進むにあたって宝となる」と前だけを見る。
対する町田も2連敗中。3位グループにも離されつつあり、J1昇格に向けて勝点を落とせない正念場を迎えている。前節は千葉に0-1で敗戦。両チームが球際の攻防を展開する中で、GKのキャッチミスから決勝点を奪われた。
町田は今季、先制された試合は1勝2分9敗と振るわない。秋田としてはどれだけ失点せずに粘り強く試合を進められるかがカギとなる。
前回対戦は6月13日の明治安田J2第18節。このときは秋田が2-0で勝っている。パスをつなぎつつ速いリズムで攻める町田に対し、秋田は粘り強い守備を発揮し、後半のセットプレーの2得点で勝ち切った。この試合運びが秋田の理想的な展開だろう。
前節までの秋田のシュート数は239本と、リーグで2番目に少ない。それでもリーグ12位の33得点を挙げていることからも分かるように、初挑戦するJ2でも得点力が低いチームではない。相手に押し込まれていても、カウンターやセットプレーで少ないチャンスを決め切ることが結果につながっている。
しかし、良い攻撃をするには良い守備が必要だ。直近3試合で5失点の守備をチーム一体で立て直し、ホームで5試合ぶりの勝利をつかみ取りたい。
[ 文:竹内 松裕 ]

