ホームの水戸は前節、長崎と対戦した。序盤からハイプレスを掛けて押し込み、何度もゴールに迫ったものの、45分にミスからカウンターを仕掛けられて失点。長崎に与えた1本目のシュートで先制点を奪われてしまう。後半開始早々にも追加点を許し、反撃は1点だけに終わった。
秋葉 忠宏監督をはじめ、「もったいない試合だった」と選手たちが声をそろえたように、チームとして狙いとしたサッカーができていただけに悔やまれる敗戦となった。あらためてサッカーの怖さを知った選手たちが勇気を取り戻し、ホームで水戸らしいアグレッシブなサッカーを繰り広げられるかがポイントとなるだろう。
一方の北九州は前節、J2残留争いのライバルである相模原とホームで対戦。1-1で迎えた後半アディショナルタイムに失点するというショッキングな敗戦を喫した。しかし、残留のために下を向いているわけにはいかない。今節、並々ならぬ覚悟を持ってアウェイに乗り込んでくるに違いない。前節の悔しさを力に変えて、水戸に立ち向かうことだろう。
前節から中3日で迎える今節、前節からの流れが大きく影響する試合になることが予想される。だからこそ、試合の入りが今まで以上に大きな意味を持つ。前節の悔しさを払しょくするためにも、試合の入りから力強い姿勢を見せることがチームに勢いをもたらすはずだ。受け身になることなく、アクションを起こして優位に立つのはどちらのチームか。開始15分の攻防に注目したい。
[ 文:佐藤 拓也 ]