栃木は前節、ホームで山形を迎え撃ったが、1-2で4試合ぶりとなる敗戦を喫した。これまでと同じように粘り強い守備でピンチをしのいでいたが、折り返した後半早々に失点。すぐに谷内田 哲平の今季3ゴール目で追いつくと、その後も攻勢をかけるべく前から圧力を高めていったが、逆に72分に勝ち越しゴールを許した。終盤はさらに圧力を高めて猛攻を見せたが、ネットを揺らすことができずにタイムアップ。田坂 和昭監督は「なんとか勝点3を取りたかったが、選手たちはできることはやった」と奮闘を労った。勝てばJ2残留争いの中で大きなアドバンテージを得ることができた試合だったが、足踏みとなった。
栃木は中2日で今節を迎えるが、移動の負担がないホームでの連戦となる。また、千葉に対しては直近6試合を3勝3分と相性の良さがあり、是が非でも勝点を上積みしたい一戦となる。キャプテンの柳 育崇は「負けたときこそチーム力が大事。一人ひとりがチームの勝利のために何ができるかが大事になると思う。中2日と時間はないが、みんなで映像を見ながら話し合って、千葉戦に向けて良い準備がしたい」と語った。チームの総力が問われる正念場だ。
一方の千葉は前節、ホームで山口と対戦してスコアレスドローに終わった。連勝は『3』でストップしたが、7試合負けなしと好調を維持する。山口戦について、見木 友哉が「前半はチャンスも多かったし、そこで決め切ることができれば試合をラクにできたと思う。今日はそこが足りなかった」と語っているとおり、好調のチーム状態を示すようにチャンスは多数構築できている。あとは決め切るだけだろう。
今節は前節の山口同様に残留争いをするチームとの対戦となり、やりにくさはあるだろう。ただ、良い状態のままシーズンを終えるには、内容に結果を伴わせる試合がしたいところだ。
[ 文:鈴木 康浩 ]