J2残留を目指す19位の相模原は前節、北九州に逆転勝利。55分に先制を許すも、3分後に兒玉 澪王斗のゴールで追いつき、90+2分にユーリが力強いシュートを決めて大きな勝点3を得た。
「ボールを持ったらとにかく仕掛けて足を振ろうと思っていました。チームでも、足を振る回数を増やしてチャンスをたくさん作ろうという狙いがあったので、カットインしてシュートを打ちにいきました」 同点弾を決めた兒玉は試合後、ゴールシーンをそう振り返っていた。9月11日に行われた明治安田J2第29節・長崎戦での負傷により一時離脱していたものの、復帰後はパフォーマンスを上げている。シュートを打つ前のカットインも、「前節(前々節・金沢戦)からボールフィーリングは悪くなかった」と右足で中へ運び、ここしかないというコースへと打ち込んだ。
高木 琢也監督も「澪王斗はカットインしてのシュートをよく練習していますし、感覚を持っている。それをそのまま出してくれた」と話していたように、得意の形を見事に披露した。
兒玉にとって秋田は、相模原でのデビュー戦の相手であり、Jリーグ初ゴールを決めた相手。中3日での試合になるが、前節のゴールも相まって良いイメージで臨めるはずだ。
一方、秋田は前節で金沢と対戦し、9分に飯尾 竜太朗のゴールで幸先よく先制。しかし、24分に同点弾を決められると、以降スコアは動かず、勝点1を分け合った。
追加点を取る、または失点しないためには「根気強く前に挑むこと。切り替えを速く、強度を上げて、良い選手、良いチームを目指すこと」と吉田 謙監督は語ったが、前回の反省点を今節は生かすことができるだろうか。
同時期に昇格したライバル同士、前回対戦は1-1のドロー。今節、決着をつけたい。
[ 文:舞野 隼大 ]
