山口は約1カ月前に名塚 善寛監督が就任し、琉球は喜名 哲裕監督が10月20日に就任した。両監督とも数年前からヘッドコーチとしてチームを見てきており、誰よりも現場を把握しているはずで、チーム再建の適任者として監督に昇格した形だ。
名塚監督は「情熱的なサッカーをしたい」と、攻守で自分たちからアクションを起こすアグレッシブさを求めている。喜名監督も「攻守ともにアグレッシブに戦い、琉球らしい躍動感あるサッカーを展開したい」と就任時に話した。両者ともに志向するのは“攻撃的なサッカー”だ。監督交代はチームにアグレッシブさが欠けていたことも要因の1つで、漂っていた停滞感を払しょくしようと全員で前を向いている。
山口は前節、アウェイで千葉と対戦して0-0の引き分け。指揮官は「前半は押し込まれたが、最後の最後で選手が体を張ってゴールを割らせなかった部分は良かった」と話した。ここ7試合勝利がないが、3試合連続で引き分けて勝点を積み上げている。
一方の琉球は前節、ホームで町田と対戦してこちらもスコアレスドロー。喜名監督は「ホームゲームで得点できなかった。1点を奪って、そこから複数得点というのが達成できなかった」と悔しさをにじませた。
チームのコンセプトを維持しながらも、新たに生まれ変わろうとしている両者の対戦。その舞台は約1カ月ぶりとなる維新みらいふスタジアムだ。
[ 文:田辺 久豊 ]


