千葉は前節、敵地で栃木と対戦。互いになかなか決定機を作れない展開が続いたが、86分に岡野 洵の折り返しから鈴木 大輔がヘディングで決勝弾を挙げる。勝点3を上積みし、順位を8位に上げた。勝利の立役者となった鈴木 大輔は「流れの中で得点する課題はあると思うけど、失点をゼロで抑えられたのは良かった。序盤に相手のプレスに苦戦するところがあったが、それも早い時間に慣れて、チームとしての適応力を出せたと思う」とコメント。田口 泰士も「今年は『負けないことが大事』だと試合を重ねていくごとに選手が身をもって感じている。そういう一人ひとりの気持ちがチームとしての良いまとまりを生んでいると思う」とチーム力に手ごたえを示した。完成度が高まりつつある中、3連戦の最後で千葉は有終の美を飾ることができるだろうか。
対する水戸は前節、ホームで北九州と対戦。粘り強い守備組織を維持した北九州のゴールを最後までこじ開けることができず、スコアレスドローとなった。「戻る速さと出る速さといったところは90分通して素晴らしいものを見せてくれた」(秋葉 忠宏監督)一方、「最後の最後のクオリティーがまだ低い」(山根 永遠)と課題が露呈する結果に。今節はここまで31失点と堅い守備が特長の千葉が相手となるだけに、チャンスが訪れた際には確実に仕留め切りたい。
前回対戦時は櫻川 ソロモンが決勝点を挙げ、千葉が1-0で勝利を収めている。今節はどちらに勝利の女神がほほ笑むのだろうか。
[ 文:藤井 匠 ]
