8月のリーグ再開から14試合無敗でここまで来た磐田は、前節・新潟戦で勝利を収めたことで勝点80の大台に到達。特に劇的な形で逆転勝利した前々節・大宮戦、危なげないゲーム運びで勝ち切った新潟戦。このアウェイでの2試合は、勝負どころを逃さない磐田の強さが際立った。「雰囲気は非常に良いと思いますし、連勝できたことは大きい」(遠藤 保仁)と最高の状態でこの大一番を迎えられた。
対する京都も、序盤に先制して逃げ切った前々節・愛媛戦、土壇場で上位の意地を見せた前節・大宮戦と連勝。盤石な戦いぶりで、磐田から1試合で首位を奪い返せるポジションをピタリとキープしている。しかも前節は、過密日程の中でピーター ウタカや宮吉 拓実らをベンチスタートにし、90+6分に川﨑 颯太の決勝点で勝利。主力を温存しながらもチームが勢いづく勝ち方で、心身ともに最高の状態で臨んでくるはずだ。
そして今節は、互いにJ1昇格が決まる可能性がある一戦だ。磐田が勝利した場合には、3位の長崎が引き分け以下に終わったときに昇格が決定。ただ、磐田は引き分けでも、長崎が負け、4位・甲府が引き分け以下の場合には歓喜が訪れる。
一方、京都が昇格を決めるためには勝利が絶対条件。その上で長崎が負け、甲府が引き分け以下の場合に決まる。
互いに昇格が懸かった大一番。この頂上決戦を制したほうがタイトルにも一歩近づく。ヤマハスタジアム(磐田)で行われる一戦は、即日チケットが完売。最高の舞台が用意されている。
[ 文:森 亮太 ]
