磐田は第39節・水戸戦でJ1昇格を決めて、前節・群馬戦ではJ2制覇も決定。久しぶりに優勝という歓喜に酔いしれた。
その中で、もう1つ獲得したいタイトルが残っている。現在の得点ランキングはルキアンが22得点でトップの座を死守しており、2位のピーター ウタカとはわずか1点差。ルキアンと好連係を見せている松本 昌也は、「(得点王を)獲ってもらえればうれしいし、自分がアシストしてあげたい気持ちでいる」と思いを語る。誰もが認めるMVP級の活躍を見せてきたルキアン。最終節でもゴールを積み重ねて、得点王というご褒美をつかみ取れるか。サポーターからの期待も大きい。
また、メディア限定に公開された1日の練習では、療養していた鈴木 政一監督の姿も見られた。磐田をJ1へ引き戻した指揮官のためにも「プロである以上全力で、ホームで笑って終われるように」(服部 年宏ヘッドコーチ)と思いは1つ。集大成として圧倒して終わりたい。
一方、ここまで勝点47を獲得し、13位につけている秋田は第38節の栃木戦でJ2残留が決定。ただ、それ以降の3試合は京都、甲府、東京Vに連敗中。その期間で9失点している守備の立て直しは、リーグ最多得点の磐田と対峙する上でポイントとなる。
“秋田一体”をスローガンに掲げてきたJ2初挑戦の今季。有終の美を飾るためにも、J2チャンピオンに対してどこまで食い下がれるか。来季につながる戦いぶりを期待したい。
[ 文:森 亮太 ]
