前々節・山形戦では[3-5-2]のシステムを採用した千葉だが、金沢戦では「相手のボランチをマークする」(尹 晶煥監督)目的で従来どおりの[3-4-2-1]を採用。その狙いが功を奏したか、序盤に主導権を握ると11分に見木 友哉が今季初ゴールを挙げて先制に成功する。その後は次第に流れが相手に傾いていったが、GKを含めた粘り強い守備で最後まで得点を許さず。新井 章太も「自信を持って全員で守れた」と試合後にコメントした。
ただ、勝利こそ挙げたものの、前節は少なからず課題も出た。「もっとうまくビルドアップしなければいけない」と見木が話したように、不用意なボールロストが散見された。「勝っているときの試合運びは未熟なところがある」と尹 晶煥監督が話したように、後半は相手に決定的な場面を複数回作られてしまった。今節はこういった課題を克服する試合にしたい。
対する群馬は今季の総失点がわずかに『1』と堅守を発揮している。東京V戦で今季初失点、初黒星を喫したが、「ゲーム自体は自分たちのほうがやりたいことができていたと思うし、守備から試合を支配できていた」と田中 稔也が話すように、ハードな守備で相手を苦しめていた。自信を持って敵地へと向かいたい。
その一方で、群馬の今季の総得点は『1』と攻撃面に課題があるのも事実。「僕たち自身がもっと迫力を持ってゴールへ向かい、得点を奪っていかなければいけない」と田中は話す。群馬アタッカー陣は千葉の脅威になれるだろうか。
[ 文:藤井 匠 ]
