ホームの熊本は前々節の東京V戦、前節の栃木戦とアウェイゲームが続いたが、1勝1分で乗り切った。前節は開始早々にCKから先制を許し、直後に相手の背後を取る形から竹本 雄飛の今季2点目で追いついた。その後迎えた好機を得点に結べず、相手のペースとなった後半を耐えて勝点1を積み上げたものの、シュートは5本にとどまった。後半に圧力を増した栃木のプレッシャーを受けて、ボールを運べなかったことが要因の1つで、今節も岡山の前からのプレスをどうはがしていくかが問われる。また失点が続いている状況を受けて、ゴール前の対応をあらためて見直し、岡山の攻撃を抑えられるかも見どころだ。
一方の岡山は3勝5分2敗の9位と波に乗り切れていない。前々節の琉球戦は一時逆転しながら終盤に追いつかれて連勝を逃し、前節の新潟戦も前半のうちに同点としたが、幾度もあったチャンスを生かせず勝ち切ることができなかった。
木山 隆之監督も「最終的にわれわれが決め切らないと試合には勝てないので、そこはしっかりと見つめ直していきたい」と述べており、最後の部分のクオリティーにこだわることが、3試合ぶりの勝利へのカギとなる。
勝点差は1で、結果次第でJ1参入プレーオフ圏に迫れる状況。今節から5連戦のスタートとあって、お互いに勝って勢いをつけたい思いは同じだろう。2018年以来の対戦で、90分の戦いの末に笑うのはどちらか。
[ 文:井芹 貴志 ]


① 1.webp)