大分は公式戦9連戦の8戦目。ここまではJリーグYBCルヴァンカップとリーグ戦でメンバーを分けて戦ってきたが、9連戦の後半はリーグ4連戦ということもあり、カップ戦組もリーグ戦で起用。千葉戦はそれがハマり、攻守に組織的な戦いを繰り広げた。こぼれ球から先制点を奪った高畑 奎汰やデュエルの強さで流れを引き寄せた弓場 将輝、クローザーとして終盤に出場しながらインターセプトからダメ押し点を決めた藤本 一輝ら、若手の台頭が目覚ましい。また、コンディションが向上したエドゥアルド ネットを中盤の底に配置することにより、ゲームメークの中心を担う下田 北斗をよりゴールに近い位置で自由に動かせるようになったことも、上昇のカギとなりそうだ。
一方の大宮も上り調子。開幕から9戦未勝利と苦しんだが、第10節の千葉戦に2-1で競り勝って今季初勝利。続く第11節・山形戦には0-2で敗れたが、前々節・群馬戦と前節・金沢戦で今季初の連勝を挙げた。フォーメーションを[4-3-3]から[4-4-2]に変更して結果が出ており、ここから波に乗るべく3連勝へと士気を高める。チームが不調にあえいでいた時期でも得点を重ねていた河田 篤秀は好調を維持。ただ、連勝した2試合は同じメンバーでスタートしており、5連戦の4戦目にあたる今節、アウェイゲームでのチーム編成は気になるところ。
浮上の兆しが見える両軍による熱いマッチアップ。勝利の女神を振り向かせるのはどちらか。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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