5位・山形は6戦負けなしで4連勝中。連戦直前の19位から順位を一気に上げ、自動昇格圏内の2位まで勝点4差に迫っている。さらに明治安田J2第8節・岡山戦(0●1)の再試合も今後行われることで、さらに勝点を上積みするチャンスもある。運も含めてチームがうまく回っているうちに勝点は最大限手に入れたい。前節は1-1と追いつかれて突入した後半アディショナルタイムに相手GKが退場。フィールドプレーヤーが急きょGKを務める中、FKの流れから最後はチアゴ アウベスが決勝ゴールを挙げた。ギリギリでの連勝継続となったが、運さえも味方につけるような雰囲気がチームから漂っている。
9位・大分は山形と勝点2差。第11節・金沢戦では1-3の厳しい結果となったが、第12節で栃木とスコアレスドロー。前々節・千葉戦では3-0と快勝。ルヴァンカップで実戦経験を積んだボランチ・弓場 将輝がリーグ戦の主力に食い込むなど、連戦で培ってきたものが結実し始めている。前節・大宮戦はCKからエドゥアルド ネットのゴールで先制したが、前半のうちに追いつかれ、1-1のドロー。勝ち越すことはできなかったが、大宮のカウンターにも十分に備えて逆転を許さなかった。
ともにボールを保持するスタイルながら、間髪入れずに攻め込む山形と、ゆったり持って相手を十分に崩してからスキを突いていく大分ではテンポや試合の進め方が違う。どちらが自分たちのペースに持ち込めるか、そしてスコアで上回れるか。すべてを出し尽くす90分となりそうだ。
[ 文:佐藤 円 ]
