徳島はJリーグYBCルヴァンカップに参戦中で今節が3連戦目。栃木は前節から1週間の準備期間があり、対策もコンディションも相手を上回る。この差も注目だろう。
両者の現状を見ていく。
徳島は前節・横浜FC戦で敗戦を喫して、上位進出をつかみ切れなかった。しかしながら、うれしいトピックスとして長期離脱していた一美 和成が今季初出場を果たし、いきなり得点を挙げる結果も残した。また、ミッドウィークに開催されたルヴァンカップBグループ第6節・名古屋戦では、同じく長期離脱していた田向 泰輝、新加入のエウシーニョが今季初出場して、重要な戦力が公式戦に絡み出した。まだまだ本調子というわけではないが、過密日程が続く中で多くの選択肢を得られることはダニエル ポヤトス監督にとって大きな収穫だろう。
栃木は長いトンネルを抜け出せずに苦戦中。前節・琉球戦で順位の近い相手に痛恨の敗戦を喫したことは響いたはずだ。「9試合勝利がないということで、選手に自信を失わせないようにしっかりとマネジメントしていかなければいけない」(時崎 悠監督)。ここがシーズンの正念場。強度の高いハイプレスが整理され始めており、1つの結果次第で状況は変わりそうな気配もある。また、長期離脱していた瀬沼 優司も復帰した。連動が多くを占める攻撃的な守備戦術。全員が同じ強度と狙いを持ち、集中力をいかに長く保てるかがカギを握る。
[ 文:柏原 敏 ]


